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築10年を境に加速する外壁の劣化…ひび割れ・剥がれ・退色の3症状がもたらす住環境への悪影響と今すぐできる対策とは?

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築10年を境に加速する外壁の劣化…ひび割れ・剥がれ・退色の3症状がもたらす住環境への悪影響と今すぐできる対策とは?

住宅の外壁は、風雨・紫外線・温度変化などから家全体を守る重要なバリアの役割を担っています。しかし、築年数の経過とともに少しずつ劣化が進行し、見た目では判断しにくい「深刻なトラブル」を引き起こすケースが後を絶ちません。

特に築10年を過ぎたあたりから、外壁の“ある3つの劣化症状”が急激に目立ち始めることをご存じでしょうか?
この記事では、見逃されがちな外壁劣化の初期症状とそれが住まい全体に与える影響、そして今からできる具体的な対策をわかりやすく解説します。
さらに、火災保険を活用した修繕方法や弊社による保険申請サポートについてもご紹介しています。

築10年目から目立ち始める「3つの劣化症状」とは?

築10年目から目立ち始める「3つの劣化症状」とは?1

① 外壁のひび割れ(クラック)

外壁表面に細かいひび割れが生じる現象で、特にモルタルやサイディング壁に多く見られます。
ひび割れは一見すると「ただの表面の劣化」と思いがちですが、実は雨水や湿気が内部に侵入する入り口になってしまい、以下のような重大なリスクに直結します。

  • 壁内の断熱材や木部の腐食
  • カビやシロアリの発生
  • 雨漏りの進行

また、地震や台風などの揺れや風圧によって拡大する可能性もあり、放置してしまうと修繕範囲はどんどん広がってしまいます。

築10年目から目立ち始める「3つの劣化症状」とは?2

② 塗膜の剥がれ・浮き

塗膜が剥がれたり、浮いたように膨れている状態は、外壁塗装の耐久性が限界に達しているサインです。
この状態が続くと、外壁材がむき出しになり、以下のような現象を引き起こします。

  • 雨や湿気の吸収による外壁材の劣化
  • 断熱・防水性能の低下
  • 壁内の結露やカビの発生

特に「チョーキング現象(手で触ると白い粉がつく)」が見られたら要注意。これは塗膜が劣化し、防水機能がほとんど失われている状態です。

築10年目から目立ち始める「3つの劣化症状」とは?3

③ 外壁の色あせ・退色

紫外線によって外壁の色が薄くなる「退色」も、劣化の重要なサインです。
見た目の印象だけでなく、以下のような実質的な問題にもつながります。

  • 塗装の機能低下(防水・防汚・遮熱など)
  • 外壁材そのものへのダメージ進行
  • 住宅の資産価値の低下

退色は「まだ大丈夫そう」と思われがちですが、塗膜の防御力が下がっている証拠であり、早期点検・メンテナンスが必要です。

劣化を放置することで起こる“住環境への深刻な悪影響”

上記3つの症状を放置してしまうと、住宅全体に以下のような深刻な影響が及びます。


◎ 雨漏りのリスク増加

ひび割れや塗膜の劣化箇所から雨水が侵入すると、天井や壁内での雨漏りが発生します。雨漏りは気付いたときにはかなり内部まで浸透しているケースが多く、目に見えない被害が進行している可能性が高いです。


◎ カビや健康被害のリスク

雨漏りや結露を原因として、壁内でカビが繁殖します。カビの胞子は室内に広がり、アレルギーや喘息など住人の健康被害を引き起こす恐れもあります。


◎ シロアリ被害

湿った木材を好むシロアリにとって、外壁のひび割れや雨水の侵入口は絶好のターゲットです。構造部分にまで被害が及ぶと、大規模な補修や建て替えに至るケースもあります。


◎ 修繕費用の高額化

築10年で適切なメンテナンスをしていれば、数十万円以内で済むことが多い外壁塗装や補修。しかし、放置して内部の腐食や雨漏りにまで発展すると、100万円〜200万円を超える大規模修繕になる可能性もあります。

今すぐできる外壁劣化への3つの対策

「もう遅いかもしれない…」と感じた方も、今から行動すれば手遅れではありません。以下に、今すぐできる対策を3つご紹介します。


① 定期的な目視点検と写真記録

まずは自宅の外壁を一周して、次のような症状がないか確認しましょう:

  • 細かなひび割れ
  • 塗装の剥がれ・浮き
  • 色のムラや退色
  • コーキング(目地)の割れ・硬化

スマートフォンなどで劣化箇所の写真を撮影しておくことは、後の比較や保険申請の証拠としても役立ちます。


② プロによる外壁点検の依頼

目視だけでは見逃してしまう問題もあります。
専門業者による無料点検を受けることで、劣化状況を正確に把握し、必要な補修の有無を判断できます。
点検ではドローンや赤外線カメラを使用する場合もあり、普段見えない高所や裏側も詳細にチェックされます。


③ 劣化の進行度に応じた補修・再塗装

軽度の劣化であれば部分補修で済む場合もありますが、塗膜が全体的に劣化している場合は再塗装が必要です。
塗料のグレードによって耐用年数が異なるため、10年〜15年を目安に再塗装を検討するのが理想的です。

火災保険を活用できる場合も!劣化と見なされない「風災」被害とは?

火災保険を活用できる場合も!劣化と見なされない「風災」被害とは?

外壁のひび割れや剥がれが、台風や突風など自然災害の影響によるものであれば、火災保険の対象となる場合があります。

たとえば以下のようなケースは「経年劣化」ではなく、「風災」として保険適用の可能性があります:

  • 台風の後にひびが拡大していた
  • 強風のあとに外壁材がめくれた・破損した
  • 物が飛来して外壁がへこんだ

ただし、火災保険の適用には条件や申請手続きが必要となり、個人での対応は難しいのが実情です

丸山建設では外壁点検から保険申請サポートまで無料対応!

丸山建設では、外壁の無料点検はもちろん、火災保険の申請サポートも無料で行っております。

  • ご自宅の外壁をプロが丁寧にチェック
  • 劣化・破損の原因を精査し、保険適用の可否を判断
  • 必要書類や被害写真の作成も代行
  • 保険会社とのやり取りまでトータルサポート

「保険が使えるかわからない」「とりあえず見てもらいたい」
そんな方も、お気軽にご相談ください!

まとめ|外壁は「築10年」が分かれ道。今すぐチェックを!

外壁は住宅の中でも最も過酷な環境にさらされている場所です。そして、築10年を過ぎると劣化のスピードが一気に加速すると言われています。

以下の3つの症状に心当たりがある場合は、早めの点検・対応が住まいを守る第一歩です:

  • 外壁に細かなひび割れがある
  • 塗膜が剥がれている・白く粉を吹いている
  • 色がまだらに退色してきた

もし放置すれば、雨漏りや内部腐食、健康被害にまで発展しかねません。

外壁の劣化は見逃しても自然に直ることはありません。
今のうちにプロの目でチェックし、必要なら保険も活用しながら、最小限のコストで安心を手に入れましょう。


📞 ご相談・無料点検のご依頼はこちらから
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ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
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