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シロアリは水から侵入する!?外壁塗装で家を守る3つの理由と、防水・防蟻対策を同時に行う最適なタイミング&費用を解説

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シロアリは水から侵入する!?外壁塗装で家を守る3つの理由と、防水・防蟻対策を同時に行う最適なタイミング&費用を解説

■ はじめに|「シロアリ=床下」の常識はもう古い?

「シロアリって床下の話でしょ?」
「うちは高台だし、水はけもいいから大丈夫」
──そう思っていませんか?

実は近年、外壁からの雨水の侵入によってシロアリ被害が発生するケースが急増しています。

この記事では、
✅ シロアリが好む“水と湿気”の関係
✅ 外壁塗装でシロアリ被害を減らせる3つの理由
✅ 防水・防蟻をセットでやるべきタイミング
✅ 工事費用や相場感
などを、わかりやすく解説していきます。

外壁塗装を「見た目」や「劣化防止」だけの工事と考えていた方は、ぜひ最後までお読みください。

■ シロアリ被害は「水の侵入」から始まる

シロアリ被害は「水の侵入」から始まる

シロアリは木材を食べるだけではなく、高湿度・水気のある環境を好むことで知られています。
つまり、「雨水が入り込む=シロアリにとって最高の侵入口」になるのです。

◉ 外壁のひび割れやコーキング劣化は、シロアリにとって“格好の入り口”

  • 外壁のヒビや隙間から雨水が侵入
  • 壁の内部や柱の木部が湿気を含み始める
  • 湿った木材を好むシロアリが集まり、内部で繁殖
  • 気づいた時には壁の内側からボロボロに…

特に、モルタル外壁や築10年以上のサイディング住宅は注意が必要です。

■ 外壁塗装でシロアリ被害を防げる3つの理由

外壁塗装が、なぜシロアリ対策に繋がるのか?
以下の3つが主な理由です。

外壁塗装でシロアリ被害を防げる3つの理由

1:ひび割れ・隙間を補修し、雨水の侵入を防ぐ

外壁塗装では、下地処理の段階で、

  • クラック(ひび割れ)の補修
  • 劣化したコーキングの打ち替え
  • 目地やサッシ周りの隙間塞ぎ

といった“水の侵入経路”をふさぐ工事が行われます。

その結果、シロアリが侵入する「湿った木材」が発生しづらくなるのです。


2:防水性の高い塗料で湿気のコントロールが可能

近年は、塗料自体に防水性・透湿性を兼ね備えた高性能な製品が増えてきました。

  • 雨水を弾いて建物を守る「防水塗料」
  • 内部からの湿気を外へ逃す「透湿性塗料」

これにより、壁の内側に湿気がこもりづらくなり、カビ・腐朽菌・シロアリの発生条件を排除できます。


3:外壁塗装と同時に防蟻処理がしやすい

実は、外壁塗装の工事中は足場を組むため、外回りの点検・施工がしやすいタイミングです。

この機会に、以下を同時に行うケースが増えています。

  • 外壁周辺の土壌処理(防蟻薬剤の散布)
  • 基礎周辺や水切り部の防蟻塗布処理
  • 床下点検口からの内部調査と予防施工

これらを足場費用がかかっているタイミングで同時施工すれば、トータル費用を抑えられます。

■ 築年数別|防水・防蟻対策の最適タイミング

築年数外壁状態シロアリリスク推奨メンテナンス
〜5年塗膜は良好低いがゼロではない点検のみでOK
6〜10年塗膜劣化・コーキングひび中程度外壁塗装+部分防蟻処理
11〜15年劣化進行・雨染みあり高い外壁塗装+防蟻予防工事
16年以上外壁浮き・剥がれ非常に高い外壁補修+全面防蟻施工推奨

特に築10年を過ぎた住宅では、「防水+防蟻のダブル対策」が効果的です。

■ 費用はどれくらい?セット施工でお得に守る!

費用はどれくらい?セット施工でお得に守る!1

◉ 外壁塗装(足場込み)

面積の目安費用相場(税込)
30坪(約100㎡)80〜130万円前後

※塗料のグレード(シリコン・フッ素・無機)で変動あり

費用はどれくらい?セット施工でお得に守る!2

◉ 防蟻処理(床下 or 土壌散布)

内容費用相場
床下防蟻処理(10坪)約5〜8万円程度
外周土壌処理約3〜6万円程度
同時施工割引▲1〜2万円程度の値引きも

✅ 同時施工のメリットまとめ

  • 足場費用を1回分で済ませられる(10〜20万円節約)
  • 作業員・職人を1チームに集約できる(工期短縮)
  • 壁の状態を活かした適切な薬剤処理ができる
  • 点検から補修まで一貫した品質管理が可能

■ よくあるQ&A

Q1. 塗料に「防蟻効果」があるものはありますか?

一部、防蟻剤を配合した木部用塗料はありますが、外壁用ではあまり一般的ではありません。
基本的には、防水性の高い塗料で湿気を防ぎ、シロアリの“住みにくい環境”を作ることが重要です。

Q2. 防蟻処理は何年持ちますか?

通常、5年が効果の目安です。
住宅金融支援機構の基準でも「新築時から5年ごとに再処理」が推奨されています。

Q3. すでにシロアリ被害がある場合、塗装はできますか?

可能ですが、まずは駆除・木部補修が優先です。
被害箇所を放置したまま塗装しても、根本的な解決にはなりません。

■ 丸山建設の無料診断&見積もりで、早期対策を!

丸山建設の無料診断&見積もりで、早期対策を!

防水と防蟻のダブル対策には、事前の正確な診断が必須です。

丸山建設では、

  • ✅ 外壁の無料診断(クラック・コーキング)
  • ✅ 床下・基礎のシロアリ点検(写真付き報告)
  • ✅ 最適な塗料・防蟻剤の提案
  • ✅ 一括見積で安心価格と工期

をセットでご提供しています。

「見た目の劣化だけじゃない」
──外壁塗装は、家を守る総合メンテナンス。

■ まとめ|“水の侵入”を断てば、シロアリも防げる!

  • シロアリは湿気・水気が大好物!外壁の隙間から侵入します
  • 外壁塗装は、防水+シロアリリスクを下げる工事
  • 築10年を超えたら、外壁・床下を同時点検すべきタイミング
  • セット施工なら、費用も手間も最小限に抑えられます
  • 丸山建設の無料診断で、“後悔する前”に一歩先の対策を

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ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
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