
はじめに
近年、日本各地で頻発している地震。大規模な被害がニュースで取り上げられることも多いですが、実際には「小さな地震の積み重ね」で住宅が少しずつダメージを受けていることをご存じでしょうか。特にさいたま市のような都市部でも、震度4〜5程度の揺れは過去十数年で何度も発生しています。
外壁にできた“ひび割れ”は見た目には軽微に見えても、放置することで雨水の侵入、下地材の腐食、さらには建物全体の耐久性低下につながる大きなリスクを抱えています。
「小さいから大丈夫」「今は生活に支障がないから」と放置することが、将来の修繕費を何倍にも膨れ上がらせる原因となるのです。
本記事では、さいたま市で実際に増えている外壁の見えないトラブルや、地震後に起こりやすい症状、修繕を行うメリット、そして丸山建設が行っている無料点検や地震保険の活用方法について詳しく解説していきます。
地震後に外壁に起こる代表的なトラブル

1. ひび割れ(クラック)
地震の揺れによって、外壁材の表面やシーリング部分に細かなひびが入ります。
最初は髪の毛ほどの細さでも、放置すると次第に広がり、雨水や湿気が侵入する道となります。特にモルタル外壁やサイディングの目地部分は揺れの力を受けやすく、ひび割れが発生しやすいポイントです。
2. シーリング材の剥離・破断
外壁パネルのつなぎ目を守るシーリングは、柔らかい素材でできているため、地震の揺れで伸縮を繰り返すことで切れたり剥がれたりします。この隙間から浸水すると、壁内部の防水シートや下地が劣化し、雨漏りやカビの原因となります。
3. 外壁材の浮き・反り
一見割れていなくても、地震による振動で外壁材と下地の間にわずかな隙間ができ、浮き上がることがあります。その状態で放置すると、強風時に外壁材が落下する危険性もあり、非常に危険です。
4. 塗膜の剥がれ・防水性能低下
細かいクラックや歪みが起こると、塗装の密着性が弱まり、早期の剥がれやチョーキング(粉状の劣化)が発生します。塗装は防水の役割を担っているため、剥がれが進むと外壁の耐用年数が大幅に短くなります。
外壁のひび割れを放置するとどうなる?

外壁のひび割れは単なる「見た目の問題」ではありません。放置すると次のような深刻な被害へとつながります。
1. 雨漏り被害
外壁のひびから侵入した雨水は、内部の防水シートや断熱材に浸透します。初期は室内に症状が出なくても、数年かけてじわじわと木材を腐らせ、最終的には天井や壁からの雨漏りとして現れます。
2. 構造材の腐食・シロアリ被害
雨水が柱や梁にまで達すると、木材の腐食やシロアリ被害が発生します。特に湿気を好むシロアリにとって、ひび割れからの水の侵入は格好の入り口となります。
3. 耐震性能の低下
木造住宅では、外壁や下地材も建物の耐震性を支える重要な役割を担っています。腐食や劣化が進めば、本来の強度を発揮できず、大きな地震の際に倒壊リスクを高める要因となります。
4. 修繕費用の高騰
ひび割れを早期に補修すれば数万円〜十数万円で済むこともありますが、雨漏りや構造材の修繕が必要になると、100万円を超える大規模工事に発展することも少なくありません。
なぜ今すぐ修繕すべきなのか?
1. 被害の進行を止められる
ひび割れやシーリングの劣化は自然に直ることはなく、時間とともに確実に進行します。小さな症状のうちに対処することで、被害を最小限に抑えられます。
2. 建物の資産価値を守れる
外壁の美観や防水性を維持することは、住宅の資産価値を保つうえでも重要です。売却や相続の際、外壁がひびだらけでは大きなマイナス評価となります。
3. 火災保険・地震保険を活用できる可能性がある
地震が原因で発生したひび割れや破損は、地震保険の対象となる場合があります。また、風災や豪雨による損傷であれば火災保険が適用されるケースもあります。自己負担を大幅に減らして修繕できる可能性があるのです。
4. 家族の安全を守る
外壁材の落下や雨漏りによるカビ被害は、住む人の安全や健康にも直結します。早めの修繕は家族の安心を守る最善の方法です。
修繕のメリットとデメリット
修繕のメリット
- 被害拡大を防ぎ、将来の修繕費用を削減できる
- 雨漏り・シロアリ・腐食などの二次被害を予防できる
- 外観が美しくなり資産価値が維持できる
- 保険を活用すれば自己負担を抑えられる
- 家族の安全・健康を守れる
修繕のデメリット
- 一時的に費用がかかる
- 工事期間中は多少の生活の不便がある
- 信頼できる業者選びが必要
ただし、これらのデメリットは「早期に対処する」ことで最小限に抑えることができます。
さいたま市で増えている「見えない外壁トラブル」

実際に丸山建設にも、地震の後「外壁にうっすらとひびが入っているけど大丈夫だろうか?」という相談が増えています。
中には「外からはひびが見えないのに、点検してみたら内部に浸水の跡があった」というケースも少なくありません。
さいたま市は関東平野の中心に位置し、一見地盤が安定しているように見えますが、実は地震の揺れが伝わりやすい地域でもあります。そのため、小さな地震でも建物に負担がかかりやすいのです。
今すぐできる修繕対策
- 無料点検を受ける
自分で外壁の状態を正確に判断するのは難しいものです。丸山建設では、経験豊富な専門スタッフが外壁・屋根の状態を無料で点検し、写真付きで劣化状況をレポートします。 - 早期補修を行う
ひび割れやシーリングの劣化は、部分補修で済むことが多いです。被害が拡大する前に補修することで、費用も最小限に抑えられます。 - 保険の活用を検討する
地震によるひび割れは地震保険、台風や豪雨による被害は火災保険の対象になる可能性があります。丸山建設では保険申請のサポートも行っていますので、初めての方でも安心です。 - 定期的なメンテナンス
外壁塗装やシーリング打ち替えなど、定期的なメンテナンスを行うことで、将来のトラブルを未然に防ぐことができます。
まとめ

地震後の外壁ひび割れは、軽視すると取り返しのつかない被害に発展する恐れがあります。
さいたま市では近年、外壁トラブルの相談が増えており、早期点検と修繕の重要性が高まっています。
- ひび割れは雨漏りや構造劣化の入り口
- 放置すると修繕費が数倍に膨らむ可能性がある
- 地震保険や火災保険を活用すれば自己負担を抑えられる
- 丸山建設では無料点検と保険申請サポートが可能
「まだ大丈夫」と思っている今こそ、行動を起こすタイミングです。
外壁にひび割れを見つけたら、まずは丸山建設の無料点検をご活用ください。専門スタッフが丁寧に診断し、最適な修繕方法をご提案いたします。
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