Topics

猛暑で家の寿命が“10年以上”縮まることも!?屋根の表面温度を最大20℃下げる“遮熱塗装”で夏のダメージと劣化スピードを大幅軽減できる理由とは

公開日:
猛暑で家の寿命が“10年以上”縮まることも!?屋根の表面温度を最大20℃下げる“遮熱塗装”で夏のダメージと劣化スピードを大幅軽減できる理由とは

連日の猛暑が続く中、家の中の暑さだけでなく「建物そのものへのダメージ」が心配になったことはありませんか?
実は、35℃を超えるような日が続くことで、屋根や外壁に想像以上の負荷がかかっており、適切な対策をせずに放置すると家の寿命が10年以上短くなるケースもあるのです。

特に屋根は、日中の直射日光にさらされ続け、表面温度が70℃以上に達することも珍しくありません。そんな中で注目されているのが、「遮熱塗装」という特殊な屋根塗装技術。
これにより、屋根の表面温度を最大20℃低下させ、建物への熱ダメージを抑える効果が期待できます。

この記事では、遮熱塗装の仕組みと効果、猛暑がもたらす家の劣化メカニズム、そして今すぐ取り組むべきメンテナンスのポイントについて、詳しく解説します。

1. 猛暑が家に与える“見えないダメージ”とは?

猛暑が家に与える“見えないダメージ”とは?


■ 建材の劣化スピードが2〜3倍に

真夏の猛暑日、日中に照りつける強烈な紫外線と熱により、屋根や外壁の表面温度は急上昇。
特に黒や濃いグレー系のスレート屋根は、表面温度が70〜80℃に達することもあります

この高温状態が続くとどうなるかというと、以下のようなダメージが蓄積されていきます:

  • 屋根材の反り・ひび割れ
  • 防水シートの劣化・硬化
  • 塗膜の退色・剥がれ
  • 下地材の乾燥・収縮

特に防水機能が弱まると、次の台風や大雨の際に雨漏りへと直結してしまうリスクがあります。

さらに、外壁塗装や屋根塗装が劣化してしまうことで、断熱性能や遮音性も低下し、室内環境の快適性も損なわれます。

2. 屋根の表面温度が“20℃下がる”と何が変わる?

■ 遮熱塗装の仕組みとは?

遮熱塗装とは、太陽光(特に赤外線)を反射する特殊な塗料を用いた塗装技術です。
一般的な塗料と比べて、熱の吸収を抑え、屋根材の温度上昇を防ぐことができます

【具体的な効果】

条件一般塗料の屋根遮熱塗装の屋根
晴天時の表面温度約70℃約50℃
屋根裏温度約45℃約30〜33℃
室内温度約32℃約28℃前後

このように、屋根の温度差がそのまま建物全体の温度や劣化スピードに影響を与えていることがわかります。。

3. 遮熱塗装が家の寿命を守る3つの理由

遮熱塗装が家の寿命を守る3つの理由

① 熱による屋根材・防水層の劣化を軽減

屋根材や防水シートは、温度差による伸縮・硬化に弱いため、過剰な熱が繰り返されるとひび割れや反り、さらには防水性の低下が起こります。

遮熱塗装によって屋根表面の高温化を抑えることにより、建材へのダメージを劇的に減少させ、結果として耐用年数を延ばすことが可能になります。


② 屋根裏・構造材への熱伝導をブロック

屋根裏が高温になると、屋根下の野地板や垂木といった構造材にまで熱が伝わり、乾燥・収縮・反りなどが進行。
これが進むと、屋根の構造自体がゆがみ、雨漏りの原因になります。

遮熱塗装は、屋根表面だけでなく、屋根裏や小屋裏への熱移動も抑えるため、構造材の劣化も防ぐ重要な役割を果たします。


③ 室内の温度上昇を防ぎ冷房効率アップ

遮熱塗装により、室内の温度上昇が抑えられることで、エアコンの使用頻度が減り、冷房費用の削減にもつながります。
また、室内温度が安定することで、内装材や家具の傷みも軽減され、トータルでのメンテナンスコスト削減にもつながります。

4. 遮熱塗装を検討すべき3つのタイミング

① 築10年以上経過している住宅

築10年を過ぎた家では、塗装の防水効果が切れている可能性が高く、遮熱塗装への切り替えを検討する絶好のタイミングです。

② 夏場に2階が異常に暑いと感じる

2階の室温が異常に高くなるのは、屋根からの熱がそのまま室内に伝わっている証拠です。
これは遮熱塗装によって大幅に改善される可能性があります。

③ 光熱費が年々高くなっている

冷房費が年々上昇しているご家庭では、屋根からの熱の侵入が原因の一つかもしれません。
遮熱塗装は、光熱費削減の“投資効果が高い工事”として注目されています。

5. 遮熱塗装の費用相場と施工期間

遮熱塗装の費用は、一般的な屋根塗装に比べて1.2〜1.5倍程度が目安です。

項目一般塗装遮熱塗装
施工面積30坪約40〜60万円約50〜80万円
工期約5〜7日間約5〜8日間

しかし、光熱費の削減効果や劣化防止による補修コストの抑制を含めると、長期的には十分に元が取れるケースが多いです。

6. 遮熱塗装は火災保険が使える場合も?

遮熱塗装は火災保険が使える場合も?

台風や突風などで屋根材が飛ばされたり、破損したことがきっかけで屋根塗装が必要になるケースでは、火災保険が適用される可能性があります。

たとえば…

  • 「瓦がズレて塗装の前に補修が必要」
  • 「台風後に雨漏りが発生して下地ごと塗り直しが必要」

このような場合、保険で補修費用の一部または全額がまかなえるケースもあります。

7. 無料点検で屋根の現状を把握することが第一歩!


「うちはまだ塗り替えてそんなに経ってないから大丈夫」
「夏の暑さはエアコンでどうにかなる」

そんな油断こそが、住まいの劣化を早める要因になり得ます。

屋根の劣化や温度上昇は、普段の生活の中では気づきにくい“静かなトラブル”です。
そのため、まずはプロによる点検で現状を正確に把握することが大切です。

8. 【丸山建設】では遮熱塗装に関する無料点検・相談受付中!

【丸山建設】では遮熱塗装に関する無料点検・相談受付中!

私たち丸山建設では、屋根の遮熱塗装に関する無料点検・ご相談を随時受け付けております

  • 現在の塗装の状態や劣化具合の診断
  • 遮熱塗料の種類や予算に応じたご提案
  • 火災保険が使えるかどうかの調査・申請サポート

までワンストップで対応いたします。

「猛暑で屋根が不安…」「室温が高すぎる…」「そろそろ塗装を検討したい…」
そんな方は、お気軽にご相談ください。

まとめ

猛暑は「人にとって辛い季節」であるだけでなく、家にとっても最大のストレス環境です。
特に屋根は、ダメージの蓄積によって雨漏りや構造劣化といった深刻な問題を引き起こす要因になりかねません。

遮熱塗装は、屋根の温度を最大20℃下げることができ、建物の寿命を延ばし、冷房効率を高める有効な手段です。

まずは、無料点検から始めてみませんか?
家を守るための第一歩は「現状を知ること」です。

ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
https://haleilo.com