
はじめに
さいたま市にお住まいの方は、夏場の暑さの厳しさを肌で実感されていると思います。特に7月〜8月の真夏日や猛暑日には、アスファルトやコンクリートが高温になり、外を歩くだけでも強烈な熱気を感じることでしょう。
しかし、その「熱」の影響を最も大きく受けているのが 住宅の屋根 です。実は真夏の屋根表面温度は 60℃を超える ことが珍しくありません。外壁や屋根材はこうした過酷な温度変化に日々さらされており、そのダメージは目に見えないところから少しずつ蓄積していきます。
本記事では、
- なぜ夏の屋根が60℃を超えるのか
- 温度変化が建物を壊すメカニズム
- 放置すると起こるリスクと修繕の必要性
- 修繕を行うことで得られるメリット・デメリット
- 丸山建設で行っている無料点検サービスのご案内
を詳しく解説します。
1. 夏の屋根はなぜ60℃を超えるのか?

屋根が高温になるのは、主に以下の理由によります。
- 直射日光の影響
夏の日射量は非常に強く、屋根材が直に太陽光を浴びることで熱を吸収します。特にスレート屋根や金属屋根は吸収率が高いため、すぐに高温に達します。 - 屋根の材質による違い
- 金属屋根(ガルバリウム鋼板など):熱伝導率が高く、瞬時に温度が上がる。60〜70℃以上に達することも。
- スレート屋根:黒や濃色が多く、太陽光を吸収して高温化。
- 瓦屋根:厚みがあるため急激には温度上昇しにくいが、蓄熱性が高く夜まで熱を保ちやすい。 - 都市部のヒートアイランド現象
さいたま市は人口も多く、建物や道路が集中するため、夜間も気温が下がりにくい傾向があります。結果として屋根の温度が高止まりし、ダメージが蓄積していくのです。
2. 温度変化で建物が壊れるメカニズムとは?

屋根や外壁の建材は、気温や湿度の変化に応じて「膨張」と「収縮」を繰り返しています。この繰り返しこそが、劣化の大きな原因です。
(1) 膨張・収縮によるひび割れ
昼間の屋根は60℃まで上がり、夜間は25℃程度まで下がります。1日の中で30℃以上の温度差が生じることで、建材が膨張・収縮を繰り返し、ひび割れや歪みが発生します。
(2) シーリング材の劣化
外壁の目地やサッシ周りに使われるシーリング材はゴムのような役割を果たしますが、温度差にさらされることで硬化・収縮が進み、やがて隙間が生まれます。そこから雨水が侵入し、雨漏りの原因となります。
(3) 防水層の剥離
屋根やベランダの防水シートも、温度差によって膨らみやひび割れを起こすことがあります。防水性能が低下すると、見えないうちに下地の木材が腐食し、構造全体に悪影響を与えます。
3. 放置するとどうなる?温度変化ダメージのリスク

屋根や外壁の劣化を「まだ大丈夫」と放置してしまうと、以下のような被害に直結します。
- 雨漏りの発生
小さなひび割れやシーリングの切れ目から水が侵入し、室内に雨染みが出る。修理費用は部分補修で済むはずが、下地まで腐食すると数十万円以上に。 - 外壁材の浮き・剥がれ
温度差で外壁材が反り返り、最終的に剥落して落下事故の危険も。 - 修繕費の高額化
早期の補修であれば数万円で済む工事も、放置すれば 修繕費が3〜5倍 に跳ね上がります。 - 住宅寿命の短縮
屋根や外壁の劣化が進行すると、建物全体の耐久性が落ち、資産価値も低下してしまいます。
4. 修繕が必要な理由とメリット・デメリット
修繕が必要な理由
- 建物を長持ちさせるため
- 雨漏りやシロアリ被害など二次トラブルを防ぐため
- 資産価値を維持するため
- 修繕費用を抑えるため(早めの対処で安く済む)
修繕のメリット
- 外観の美しさを保てる
- 防水性・断熱性が向上し、快適な住環境を実現
- 長期的に見て修繕費用を抑えられる
- 火災保険の適用で自己負担を減らせる可能性も
修繕のデメリット
- 工事中の生活に制限がかかる(足場設置、騒音など)
- 一時的に費用負担が発生する
- 信頼できる業者を選ばないと、手抜き工事のリスクがある
5. 長持ちさせるためにできる対策
温度変化によるダメージを最小限に抑えるためには、以下の対策が有効です。
- 定期的な点検(築10年を目安に)
目に見えないひび割れや浮きはプロでないと発見できません。 - 遮熱塗料の活用
屋根の表面温度を10℃以上下げられる塗料もあり、室内環境も快適になります。 - シーリングの早めの打ち替え
外壁の継ぎ目を守るシーリングは、劣化が早いため注意が必要です。 - 防水工事のメンテナンス
屋根・ベランダの防水層は10〜15年ごとのメンテナンスが理想です。
6. 丸山建設の無料点検サービスについて

「自分の家の屋根や外壁がどの程度劣化しているのか分からない」という方も多いでしょう。
丸山建設では、さいたま市を中心に 屋根・外壁の無料点検 を行っています。
- ドローンを活用した屋根点検で安全かつ正確に調査
- 写真付きの診断レポートで状況をわかりやすく説明
- 火災保険を利用した修繕のサポートも可能
費用がかかる前に早めに点検しておくことで、大規模工事を未然に防ぎ、安心して暮らすことができます。
まとめ
夏の屋根は60℃を超え、さいたま市の住宅は過酷な温度変化にさらされています。その結果、膨張・収縮によるひび割れやシーリング劣化が進み、雨漏りや外壁剥がれといった深刻なトラブルにつながります。
「まだ大丈夫」と放置するほど、修繕費は高額になり、建物寿命を縮めてしまいます。逆に早めの点検・修繕を行えば、建物を長持ちさせ、資産価値を守ることができます。
丸山建設では無料点検サービスを実施しており、専門スタッフが住宅の状態を丁寧に診断します。気になる方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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