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風速20メートルを超える暴風で屋根が危ない!見た目では気づけない破損や内部劣化が引き起こす深刻な雨漏り被害とは

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風速20メートルを超える暴風で屋根が危ない!見た目では気づけない破損や内部劣化が引き起こす深刻な雨漏り被害とは

近年の気候変動の影響により、台風や暴風の強さが増してきています。とりわけ風速20メートルを超えるような強風は、住宅の屋根に甚大なダメージをもたらし、目に見える損傷だけでなく、目に見えない内部の劣化や破損を引き起こします。こうした「隠れた被害」は、気づかないうちに進行し、やがて深刻な雨漏りや住宅の構造劣化をもたらすため注意が必要です。

本記事では、風速20メートル以上の暴風が屋根に及ぼす影響、見た目では確認しにくい内部劣化のリスク、そしてその後の雨漏り被害に至るメカニズムについて、具体的かつ詳細に解説していきます。

1. 風速20メートルの暴風とはどの程度の強さか?

風速20メートルは、一般的に「暴風」と分類される非常に強い風であり、時速に換算すると約90キロメートル以上の風速に相当します。これほどの風速は、台風の強風域や特に勢力の強い低気圧で見られるもので、住宅の屋根や外壁に対して相当な風圧を与えます。

この風圧は、単に「吹き飛ばされる」というレベルを超え、屋根瓦の浮きやズレ、棟板金の剥がれ、雨樋の破損などの物理的な損傷を引き起こすことが多く、構造的な被害へとつながる恐れがあります。

2. 暴風が屋根に与える具体的なダメージ

暴風が屋根に与える具体的なダメージ1

1. 瓦のズレ・割れ・飛散

暴風によって最も直接的に被害を受けやすいのが屋根瓦です。特に経年劣化が進んだ瓦は風圧に耐えきれず、浮き上がったり割れたりします。瓦のズレや割れは、瓦の下に敷かれた防水シートを露出させ、そこから雨水が浸入しやすくなります。

さらに、飛散した瓦が他の建物や歩行者に危害を及ぼすリスクもあるため、風速20メートル以上の暴風は住宅のみならず周辺環境にも大きな影響を及ぼします。

暴風が屋根に与える具体的なダメージ2

2. 棟板金の剥がれや浮き

屋根の頂部にある棟板金は、屋根材同士をつなぎ止める重要な部材です。暴風によって棟板金が剥がれたり浮いたりすると、板金の下に隙間が生まれ、雨水の侵入経路になります。

また、板金が風で揺れることで釘が抜けてしまい、更に損傷が広がる「悪循環」が起こります。放置すると屋根全体の耐久性が大幅に低下し、最終的には屋根の崩壊を招く危険もあります。

暴風が屋根に与える具体的なダメージ3

3. 雨樋の変形や外れ

暴風で雨樋が曲がったり外れたりすると、雨水が適切に排水されず、屋根や外壁に水が滞留します。これにより雨水が屋根の構造部分に浸透しやすくなり、雨漏りや木材の腐食のリスクが高まります。

さらに、雨樋の詰まりや破損は屋根以外の外壁や基礎部分の劣化にもつながり、建物全体の耐久性を損なう原因となります。

暴風が屋根に与える具体的なダメージ4

4. 屋根の下地(野地板・防水シート)の劣化・損傷

目に見える屋根材の破損だけでなく、暴風による振動や衝撃が屋根の下地に影響を及ぼします。特に防水シートは、屋根材の隙間や割れから侵入した水分を内部でブロックする役割がありますが、強風の力で破れたりずれたりすることがあります。

この下地の損傷は外からは見えにくく、気付かぬ間に内部で腐食が進行し、構造部分の耐久性低下を招く深刻な問題です。

3. 見た目ではわからない内部損傷の怖さ

風速25メートルを超える暴風後に見た目で問題がないように見えても、実際には屋根の内部に雨水が入り込み、腐食やカビの発生が始まっていることがあります。こうした内部損傷は非常に厄介で、時間の経過とともに住宅全体の耐久性や快適性を著しく損ないます。


1.木材の腐食・構造強度の低下

屋根の野地板や垂木などの木材部分に雨水が浸透すると、腐朽菌による腐食が進みます。腐食した木材は強度が落ち、屋根の荷重を十分に支えられなくなります。

結果として屋根のたわみや沈み込みが生じ、最悪の場合は屋根の一部が崩落する危険も出てきます。


2. カビの発生と健康被害のリスク

内部の湿度が高い状態が続くとカビが発生しやすくなります。カビは住宅の断熱性能を低下させるだけでなく、アレルギーや呼吸器疾患の原因となり、住む人の健康にも悪影響を及ぼします。


3. シロアリ被害の誘発

湿った木材はシロアリの格好の餌場となり、シロアリ被害を加速させます。シロアリによる被害は目に見えにくいことが多く、気付いた時には被害が大きくなっているケースが多数あります。

4. 雨漏り被害の拡大とその影響

雨漏り被害の拡大とその影響

初期段階で小さな雨漏りがあった場合、気づかず放置すると雨漏り範囲が拡大し、建物内部の壁や天井、断熱材など広範囲にダメージが及びます。


・天井のシミや剥がれ
雨漏りが続くと天井材の剥がれやシミが発生し、見た目の美観が損なわれます。


・断熱材の劣化
湿気を含んだ断熱材は断熱性能が落ち、冷暖房効率が悪化します。結果として光熱費の増加につながります。


・電気配線のショート・漏電リスク
雨漏りによって電気配線に水がかかるとショートや漏電のリスクがあり、火災の原因にもなり得ます。

5. 暴風後にすべきこと

1. 目視点検だけでは不十分

暴風直後に屋根を上って点検したり、遠目で見て異常がないと判断するのは危険です。目に見えない内部損傷や微細な破損がある可能性が高いため、専門業者による詳細な点検が不可欠です。


2. 丸山建設に依頼する

丸山建設は高所点検の経験と知識を持ち、目に見えない劣化や損傷を発見できます。点検結果に基づき適切な修理や補強を提案いたします。


3. 火災保険の風災補償を確認・活用する

多くの火災保険には「風災補償」が付帯しており、暴風による屋根の損傷修理費用が保険適用になるケースがあります。早めに保険会社に連絡し、必要な手続きを行いましょう。

6. 火災保険申請のポイント

・丸山建設による損傷の写真撮影と報告書作成
申請時に具体的な損傷箇所を示す写真や診断書があると、保険会社とのやり取りがスムーズになります。


・申請は早めに行うこと
保険金の申請期限が設けられていることが多いため、暴風直後は迅速な対応が必要です。


・丸山建設と保険会社の連携
丸山建設は保険申請のサポートも行うため、安心してお任せください!

7. まとめ

まとめ

風速25メートルを超える暴風は、屋根の目に見える損傷だけでなく、内部の劣化や破損を引き起こし、やがて深刻な雨漏り被害に発展します。台風や暴風の後は、目視だけで安心せず、必ず専門業者の点検を受けましょう。

また、火災保険の風災補償を活用し、修理費用の負担を軽減することも大切です。早期発見と早期対応が、住まいの安全と快適な暮らしを守る鍵となります。


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屋根の損傷や雨漏りは、「気づいたときにはすでに手遅れ」ということも珍しくありません。だからこそ、早めの点検が何よりも重要です。

丸山建設では、風速20メートルを超える暴風後の屋根点検を無料で実施しています。
専門のスタッフが屋根の状態を丁寧に調査し、見た目では分からない破損や内部劣化も的確にチェックいたします。
もちろん、火災保険を使った修理のご相談や申請のサポートも承っておりますので、はじめての方でもご安心ください。


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あなたの大切なお住まいを、専門家の目でしっかりとお守りします。


ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
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