Topics

外壁の“退色”は家からのSOS? 桶川市で増えている色あせトラブルの原因と、 見た目の変化からわかる「再塗装の正しいタイミング」とは?

公開日:
外壁の“退色”は家からのSOS? 桶川市で増えている色あせトラブルの原因と、 見た目の変化からわかる「再塗装の正しいタイミング」とは?

築10年を過ぎた家で目立ち始める「外壁の色あせ」

桶川市内を歩いていると、建ててから10年ほど経った家の外壁が、少し白っぽく見えたり、部分的にムラが出ている家をよく見かけます。
「なんだか前より色が薄くなった気がする」
「外壁がくすんで、家全体が古く見える」
そんな声も多くなっています。

実は、この“色あせ”は単なる見た目の問題ではありません。
外壁が退色するということは、塗装の防水性能が落ちてきているサインです。

外壁の塗料は「紫外線」や「雨風」から家を守る役割を持っています。
その塗膜が弱くなると、外壁そのものに雨水が染み込みやすくなり、ひび割れ・カビ・雨漏りといったトラブルにつながることもあるのです。

なぜ桶川市では外壁の退色が増えているのか?

なぜ桶川市では外壁の退色が増えているのか?

桶川市のような内陸部では、夏の強い日差しと高温、冬の乾燥が外壁塗装に大きなダメージを与えます。
とくに、南側の外壁は直射日光を一日中浴びるため、紫外線による劣化が早く進みます。

また、桶川市は近年、猛暑日が増えています。
気象庁のデータでも、気温35℃以上の日が年々増加傾向にあり、屋根や外壁が受けるダメージも大きくなっています。

さらに、郊外では風通しの良い地域が多いため、砂ぼこりや花粉、排気ガスが外壁に付着しやすい環境でもあります。
これらの汚れが紫外線と混ざり合うと、塗膜の表面が酸化して色あせを加速させるのです。

つまり桶川市では、
「気候(紫外線・暑さ)」+「汚れ」=「退色しやすい環境」
がそろっているということです。

外壁の退色が進む3つの主な要因

外壁の退色が進む3つの主な要因

① 紫外線による塗膜の分解

太陽の紫外線は、塗料の中の樹脂を分解します。
これにより、塗膜が白く粉をふいたような状態(チョーキング現象)になります。
触ると手に白い粉がつく場合、それはすでに塗装の保護機能が失われている証拠です。

② 雨風・気温変化による劣化

桶川市は夏と冬の寒暖差が大きく、外壁の伸び縮みも激しい地域です。
この温度差によって塗膜に細かなヒビが入り、雨水が浸透しやすくなります。
結果、塗料がはがれやすくなり、部分的にムラや退色が発生します。

③ メンテナンス不足

築10年以上経つと、外壁塗装の防水機能はほぼ限界に近づきます。
しかし、多くの方が「まだ見た目が悪くないから」と後回しにしてしまうため、外壁材そのものが劣化してから修繕するケースも多く見られます。

再塗装のタイミングを知らせる4つのサイン

再塗装のタイミングを知らせる4つのサイン

1. 色があせてツヤがなくなってきた

塗装のツヤが消えて、全体がくすんだ印象になったら防水効果が薄れているサインです。

2. 外壁を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)

これは最もわかりやすい劣化のサインです。
防水機能が失われているため、早めの再塗装が必要です。

3. コーキング(目地)がひび割れている

外壁パネルのつなぎ目にあるゴム状の部分(コーキング)が硬化・ひび割れしていると、雨水が侵入します。
放置すると内部の木材が腐る恐れもあります。

4. 北側の壁にカビや苔が発生している

湿気がこもる北面は劣化が早い部分。
防水機能が弱まると、すぐにカビ・苔が繁殖します。

桶川市で外壁を長持ちさせるための正しいメンテナンス方法

桶川市で外壁を長持ちさせるための正しいメンテナンス方法

■ 再塗装の目安は「築10〜12年」

一般的に外壁塗装の寿命は10年前後です。
これは新築時の塗料グレードにもよりますが、築10〜12年での再塗装が最も効果的とされています。

この時期に塗り替えることで、外壁材への浸水を防ぎ、将来的な大規模修繕(張り替えなど)を回避できます。

■ 高耐久塗料を選ぶ

再塗装の際は、遮熱・防汚機能のあるシリコン系やフッ素系塗料を選ぶと、桶川市の強い紫外線にも耐えやすくなります。
塗料の耐久年数は以下の通りです。

塗料の種類耐久年数(目安)特徴
アクリル系約5〜7年安価だが劣化が早い
シリコン系約10〜12年コスパが良く人気
フッ素系約15〜20年紫外線に強く長持ち
無機塗料約20年以上価格は高いが耐久性抜群

■ プロの無料点検を受ける

見た目だけでは劣化の進行度を判断できません。
特に、外壁の裏側やコーキング内部の劣化は専門の診断が必要です。

丸山建設では、無料の外壁点検・診断を行っています。
ドローンや高所カメラを使って、普段見えない部分までしっかり確認できるので、塗り替え時期を正確に判断できます。

また、台風などの自然災害で発生した外壁の損傷は、火災保険を活用して修繕費用を抑えられる場合もあります。
「退色と思っていたら、実は風災による塗膜剥がれだった」というケースも少なくありません。

【まとめ】外壁の退色は家からの「助けて」のサイン

【まとめ】外壁の退色は家からの「助けて」のサイン

外壁の退色は、家が「そろそろ塗り替えをしてほしい」と教えてくれているサインです。
放置すると、外壁の内部まで劣化が進み、修繕費が何倍にもなることがあります。

桶川市のように紫外線や気温差が大きい地域では、築10年を過ぎたら必ず点検・再塗装を検討しましょう。

  • 色あせやチョーキングがある
  • コーキングにひびがある
  • カビや苔が出てきた

こうした症状が1つでもある場合は、早めに専門業者へ相談することが大切です。

丸山建設では、無料点検と火災保険を活用した修繕サポートを行っています。
「まだ大丈夫」と思うその前に、まずは一度点検を受けて、あなたの家の“本当の状態”を確認してみてください。

ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
https://haleilo.com