高所カメラってなんのためにあるの?
皆さんは、高所カメラって聞いたことありますか?
読んで字のごとく、高所を撮影するためにあるカメラのことを指します。主には私たちのような建設会社などが、お家の屋根や外壁の高い場所を地上から撮影するために使用しております。
映画の撮影や、風景画を撮っているカメラマンさんの方なども使用することがあるそうで、私たちもすごく便利だなーと日々使っていて実感しております。
でもやっぱり、スマホにつないでアプリで撮影してって、画質悪いんでしょ?って思いませんか?今日はそんな高所カメラについて、実際に高所カメラで撮影したお写真を元に解説していければと思っております。
屋根工事をする前の写真も高所カメラで※写ルンです(笑)

高所カメラの写真は思ったより綺麗に撮れる?
高所カメラは、色んな各メーカーで制作しておりますので、これまたピンキリではあると思いますが、私たち丸山建設(株)のような建設会社で使用する程度であれば、これくらいの鮮度で十分に屋根の破損部分や、外壁の破損部分がはっきりと分かります。
高所カメラで撮った写真を、会社に帰ってパソコンで開いてみると、相当アップして見えるので、屋根の板金の釘が浮いてるなど、細部まで確認をすることが出来たりします。
工事の途中の防水シートの施工も高所カメラで…

工事中ですので、仮設の足場がありますが、今回この施工事例のブログ用に高所カメラを使って防水シート完了後全景のお写真を撮影してみました。
かなり綺麗に撮れてると思いませんか?
ここまで綺麗なお写真を高所カメラで撮れるなら、お客様にもしっかりと工事前のお家現状をお写真を持って共有、シェアすることができます。
高所カメラで撮ってない屋根工事完了後の全景写真

さすがに、完了後の全景写真はいくら綺麗に撮れるとは言え、しっかりiPhoneで撮影した方が綺麗な写真になりますので、今回は高所カメラを使用してません。
(※つまりこれだけはiPhoneで撮影をした写真ということになります・・・。)
高所カメラの使用が大事な理由
冒頭でもご説明しましたが、高所カメラは屋根にのぼらないでもお家の屋根や外壁などの高所の部分の撮影が出来ますので、私たち丸山建設(株)のような建設会社の間では、かなり重宝しております。
これは、仮設の足場が無い状態でも屋根の上の確認できるということになりますので、私たち建設会社の安全面も確保できますし、お客様も建設会社に屋根にのぼられないで調査をお願いできるという、お互いを守るためにも最適な調査の手段となります。
なので、高所カメラの使用は私たち建設業界やリフォーム業界では、無くてはならない存在なのです。
お問い合わせのきっかけと、工事の際に注意するポイント
①お問い合わせのきっかけ
ご自宅によくリフォーム会社様がご訪問の営業に来られることが多くあるそうで、なんとなく屋根が心配だったけど、ちょっと屋根の上にのぼられるのが怖いなーというお気持ちがあったそうです。
そこで、インターネットで調べたら、私たち丸山建設(株)のホームページに行きついて、屋根にのぼらないで高所カメラで調査できるということを知っていただいたことがきっかけとなります。
ホームページがしっかりした会社だから信用出来そうとのことで、お問い合わせをいただきました。
②建物の現状
お客様のご希望のとおりに、高所カメラで屋根の各所を撮影させていただきました。
築30年以上ということもあり、スレート屋根の各所にひび割れや、大きなクラックが発生していて、いつ雨漏りしてもおかしくない状況でした。
また、屋根の頂点に設置されている棟板金(むねばんきん)という部分を固定している釘もかなり浮いていて、強風などの影響でいつ吹き飛んでもおかしくない状況でした。

③工事のポイント
屋根のリニューアル工事は、屋根カバーのカバー工法と言って、古くなった屋根材の上から新しいガルバリウム鋼板で出来た屋根材を被せる工事のことを指します。
もちろん、古くなった屋根材のひび割れている部分や、クラックが入ってしまった部分だけを交換する部分的な工事も出来ますが、その屋根全体は同じ年数、同じ状況で台風や突風、または豪雨にさらされていますので、工事が終わった翌日に他のところがひび割れてもおかしくない状況なのです。
④お客様の声
初めはお見積りを見て、安い買い物では無かったので部分的な修繕工事でお願いしようかと思っていたそうですが、丸山建設(株)のしっかりとした説明と、自信を持ったご提案を聞いて、全体の屋根カバー工法を選んでいただきました。
結果的に、お家のことに関して一切の心配が無くなって、一安心しましたと喜びのお声を頂いております。
⑤最後に
リフォーム工事や建築工事というのは、常にリスクと隣り合わせの業界です。
いつ職人さんが屋根から落ちてしまったや、調査スタッフが屋根から落ちてしまったなどという報告を受けるか分かりません。
そのため私たち丸山建設(株)では、しっかりとした手厚い事業用保険に加入はしていますが、最低限のリスクを減らすことも一つの課題となります。
なので、調査の際に高所カメラを使用したりなど様々なリスク回避をすることも、建設会社を運営していくうえで重要なことだと考えております。
工事のビフォーアフターの写真を並べて見たいよーって方へ




