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見た目は小さくても要注意! 川越市で増えている外壁クラック(ひび割れ)トラブルと、 放置で進行する雨漏り・構造劣化の危険性とは?

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見た目は小さくても要注意! 川越市で増えている外壁クラック(ひび割れ)トラブルと、 放置で進行する雨漏り・構造劣化の危険性とは?

川越市で増えている「外壁のひび割れ」相談

川越市では、ここ数年「外壁にヒビが入ってきた」「塗装が割れてきた気がする」という相談が増えています。
一見すると小さな線のようなヒビでも、放っておくと建物の中にまで影響を及ぼすケースが少なくありません。

外壁のクラック(ひび割れ)は、コンクリートやモルタルの外壁、サイディングボードなど、どんな素材でも時間の経過や気温の変化で起こりやすい現象です。
特に、築10年以上経つ住宅や、日当たり・風当たりが強い場所では、細かなヒビが発生しやすくなります。

「ちょっとした見た目の問題かな」と思って放置してしまう方も多いのですが、実はその判断がトラブルの始まりになることもあります。

外壁のヒビを放置するとどうなるのか?

外壁のヒビを放置するとどうなるのか?

1. 雨水が浸入して内部が腐る

外壁のヒビは、わずか1ミリでも雨水の侵入口になります。
水は重力と毛細管現象で少しずつ内部に染み込み、断熱材や柱、下地ボードにまで達することがあります。
一度内部に湿気がこもると、乾くまでに長い時間がかかり、カビや腐食の原因になります。

実際に川越市の住宅でも、「外壁の小さなヒビが原因で、半年後に壁の裏でカビが発生していた」というケースが報告されています。
外からは見えないため、気づいたときにはすでに広範囲の補修が必要になることもあります。

2. 塗膜の防水機能が失われる

外壁塗装は、見た目のためだけでなく「防水の膜」として建物を守っています。
しかし、クラックができるとその塗膜が切れ、紫外線や雨風が直接外壁材に当たるようになります。
結果として、劣化スピードが一気に上がり、再塗装の時期を大幅に早めてしまうことも。

3. 地震・台風で割れが拡大するリスク

ひび割れがある外壁は、建物全体の強度にも影響します。
台風や地震などの揺れでクラックが広がると、外壁材が剥がれたり、内部への浸水が一気に進むことがあります。
特に川越市のように、夏場の強い日差しと冬の冷え込みがはっきりしている地域では、気温差で膨張・収縮を繰り返すため、ひびが広がりやすい傾向があります。

なぜ外壁にひび割れが起きるのか?

なぜ外壁にひび割れが起きるのか?

外壁クラックの主な原因は、次の5つです。

  1. 経年劣化
     塗装の劣化や下地の乾燥により、素材が収縮・膨張を繰り返してヒビが入ります。
  2. 地盤の沈下や建物の歪み
     土地の沈下や地震などで建物がわずかに動くと、外壁にも応力がかかってひびが発生します。
  3. 施工時の不備
     モルタルやコーキングの施工が不十分だった場合、早期にひびが出ることもあります。
  4. 温度差による影響
     昼夜の寒暖差や、南面・西面の紫外線による熱膨張で割れが進むことがあります。
  5. 防水機能の低下
     塗装やコーキングの寿命が過ぎると、水を弾く力が落ち、内部に水が入りやすくなります。

見逃しやすい「危険なひび割れ」の種類

見逃しやすい「危険なひび割れ」の種類

外壁のクラックには、見た目だけでは判断できない“危険サイン”があります。

● ヘアクラック(髪の毛のような細いひび)

幅0.3mm以下の細いヒビ。初期段階では見た目だけのことも多いですが、放置すると水が入りやすくなり、広がります。

● 構造クラック(深く貫通しているひび)

外壁材や下地まで割れている場合、内部の鉄筋や構造体にまで影響を与えます。
雨漏りや壁の浮きが起きている場合は要注意です。

● コーキング割れ

外壁材のつなぎ目(目地)のゴム状の部分が切れている状態です。
ここから水が入り、内部の断熱材を濡らすケースが非常に多いです。

放置せず、早めの点検・補修を!

1. 定期点検を受ける

ひび割れは、目で見える範囲だけでは判断できません。
専門業者による無料点検を受ければ、外壁の状態を写真やレポートで確認できます。
川越市でも、地域密着のリフォーム会社が無料診断を行っています。

2. ひびの状態に合わせた補修を行う

・ヘアクラック → 防水塗料で再塗装
・構造クラック → 下地補修+シーリング+再塗装
・コーキング割れ → コーキングの打ち替え
といったように、状態に合わせた適切な処置が必要です。

3. 火災保険が使えるケースもある

実は、台風や地震によって外壁にクラックが発生した場合、火災保険の「風災」「地震保険」などで補修費用がカバーできる場合もあります。
丸山建設のような保険申請サポートを行っている業者に相談すると、自己負担を減らせる可能性があります。

修繕のタイミングと費用感

外壁クラックの修繕費用は、ひびの大きさと範囲によって変わります。
たとえば:

クラックの種類主な補修内容目安費用
ヘアクラック再塗装約10〜20万円(部分)
構造クラック下地補修+塗装約30〜50万円
広範囲(全面)外壁全体の塗り替え約80〜120万円

ただし、保険適用や早期修繕で大きく抑えられる場合もあります。
重要なのは、「小さいうちに対処すること」です。

川越市での実例:早期発見で雨漏りを防げたケース

川越市の築18年の一戸建てでは、南面に細いクラックが複数ありました。
一見小さなヒビでしたが、点検するとコーキングの奥まで水が入っていることが判明。
早めに補修と再塗装を行ったことで、外壁内部のカビや木部腐食を防ぐことができました。
もし1年でも遅れていたら、雨漏り修繕で倍以上の費用がかかっていたと推定されます。

まとめ:小さなひびこそ「家のSOS」

まとめ:小さなひびこそ「家のSOS」

外壁のひび割れは、家が発する「助けて」のサインです。
見た目が小さいからといって安心せず、早めに点検・補修を行うことで、家の寿命を10年、20年と延ばすことができます。
特に川越市は、夏の暑さ・冬の冷え込み・台風など外壁に負担がかかりやすい地域。
気づいたときが「修繕のベストタイミング」です。

丸山建設では、外壁・屋根の無料点検と火災保険を活用した修繕サポートを行っています。
「ひびが気になる」「点検だけでもお願いしたい」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
プロの目で、あなたの家をしっかりと守ります。

ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
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