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屋根の漆喰に現れる“ひび・剥がれ・崩れ”の3大劣化トラブルと、見逃すと雨漏り・下地腐食に発展する危険性、そして早期発見のために今すぐできる対策とは

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屋根の漆喰に現れる“ひび・剥がれ・崩れ”の3大劣化トラブルと、見逃すと雨漏り・下地腐食に発展する危険性、そして早期発見のために今すぐできる対策とは

「漆喰」と聞いても、ピンとこない方も多いかもしれません。しかし、瓦屋根を採用している住宅にとって漆喰は、雨風や外気から住まいを守る“最後の防衛ライン”ともいえる存在です。
特に築15年を超えたあたりから、漆喰には「ひび」「剥がれ」「崩れ」といった劣化症状が現れやすくなり、放置することで深刻な二次被害を引き起こすことも少なくありません。

本記事では、屋根の漆喰に関する3大劣化トラブルと、その見逃しがもたらすリスク、そして早期発見・対策のために今すぐできる具体的な方法について詳しく解説していきます。
また、記事の最後では丸山建設が提供する無料点検サービスについてもご紹介。屋根に上らずに点検できるドローン調査にも対応しているので、ぜひ参考にしてください!

漆喰とは?──屋根の「見えにくい重要パーツ」

漆喰とは?──屋根の「見えにくい重要パーツ」

瓦屋根の構造をよく見ると、棟瓦(むねがわら)や平瓦の間を埋めるように白っぽい素材が塗られている部分があります。これが「漆喰(しっくい)」です。

漆喰は、以下のような役割を果たしています:

  • 瓦同士の隙間を塞いで雨水や風の侵入を防ぐ
  • 棟瓦を安定させる接着材として機能する
  • 屋根全体の構造を強固に保つ役割もある

しかしこの漆喰、紫外線や雨風に常にさらされているため、時間の経過とともに劣化していきます。特に築10年〜15年を過ぎると、次のような“3大劣化”が現れやすくなります。

漆喰に現れる3大劣化トラブル

漆喰に現れる3大劣化トラブル1

1. ひび割れ(クラック)

最初のサインとして現れやすいのが、「ヘアクラック」と呼ばれる細かなひび割れです。
一見すると大きな問題には見えませんが、このひびから雨水が浸入し、やがて漆喰が崩れたり、内部の土が流出して棟瓦がずれてしまうこともあります。

さらに、漆喰内部に水分が入り込むと、凍結・膨張を繰り返して劣化を加速させる「凍害」のリスクも高まります。

漆喰に現れる3大劣化トラブル2

2. 剥がれ

ひび割れが進行すると、漆喰の表面がパリパリと剥がれてくるようになります。
この剥がれた部分からは直接雨水が浸入しやすくなり、やがて瓦の下にある防水層や野地板(木材)まで傷んでしまうのです。

漆喰の剥がれは外からでも比較的見えやすいため、「白い塊のようなものが庭に落ちている」などの異変に気づいたら要注意です。

漆喰に現れる3大劣化トラブル3

3. 崩れ(脱落)

劣化がさらに進むと、漆喰が塊ごとボロボロと崩れ落ちる状態になります。
この段階になると棟瓦の固定力も弱まり、台風や強風で瓦がずれて落下する危険性すら出てきます。実際に、漆喰の崩れを放置した結果、瓦の脱落や雨漏りが発生した事例は全国で多数報告されています。

見逃すとどうなる?放置が招く2つの重大リスク

漆喰の劣化は「たかがヒビ」と侮ると、次のような大きな問題へとつながっていきます。


● 雨漏りの発生

ひびや剥がれた部分から雨水が侵入し、やがて下地材や天井まで水が達すると、室内に雨漏りが発生します。一度でも雨漏りが起きると、修繕には天井・クロス・断熱材・電気配線の補修など、かなりの費用と手間がかかります。


● 下地木材の腐食・シロアリ被害

雨水の侵入が続くと、屋根の下地や構造材が湿気を帯びて腐食します。湿気が長時間こもることで、シロアリが寄りつきやすくなるという二次被害も多発しています。
これらの問題は、構造躯体の強度低下につながり、最悪の場合、家全体の寿命を縮めることにもなりかねません。

早期発見のために今すぐできる3つの対策

早期発見のために今すぐできる3つの対策

① 築10年以上経ったら定期点検を!

漆喰は外からは見えにくく、素人では正確な判断が難しい場所です。築10年を超えたら、2〜3年に1度の専門業者による屋根点検をおすすめします。早期発見できれば、簡単な補修だけで済み、大規模工事を回避できます。


② 台風・大雨の後はチェック必須!

強風や大雨の後は、屋根まわりの劣化が一気に進むことがあります。
「庭に白い塊が落ちていた」「屋根の瓦が少しズレているように見える」などの異変があった場合は、すぐにプロに相談しましょう。


③ ドローンによる非接触点検を活用する

近年、屋根点検において注目されているのが「ドローンによる点検」です。屋根に上らず、上空から高精細カメラで調査できるため、安全かつスピーディに劣化状況を把握することが可能です。

丸山建設の無料屋根点検サービスをご活用ください

「屋根の状態を見たいけど、高所作業は不安…」「本当に修理が必要なのか知りたい」
そんな方のために、丸山建設では無料の屋根点検サービスを実施しております。


✅ 丸山建設の点検はここが違う!

  • 屋根に上らず安全・非接触なドローン点検に対応
  • 漆喰のひび・剥がれ・崩れを高精度カメラで詳細に記録・報告
  • 修理が必要な場合は火災保険の申請サポートも可能
  • 点検後には写真付きのレポートを無料で提出

屋根の劣化は「今すぐには見えない」からこそ、対応が遅れがちです。ですが、放置することで将来的に数十万円規模の修繕費が発生することも少なくありません。

築年数が10年を超えている方、最近屋根の点検をしていない方、少しでも気になる症状がある方は、ぜひ丸山建設の無料点検サービスをご利用ください。
ドローンによる安心・迅速な点検で、見えない屋根の状態をしっかり可視化し、住まいの健康を守ります。

まとめ

まとめ

漆喰の劣化には「ひび割れ」「剥がれ」「崩れ」という3大トラブルがある

  • 放置すると雨漏りや下地腐食、シロアリ被害に発展するリスクがある
  • 築10年を過ぎたら、定期的な点検と早期補修がカギ
  • 丸山建設では無料の屋根点検・ドローン調査・保険申請サポートを実施中!

屋根は、家を守る“最後の砦”です。
目に見えない劣化こそ、早めに見つけて、的確に対処することが重要です。
「今は大丈夫」ではなく、「今のうちに確認する」ことが、住まいの寿命を伸ばす最大のポイントです。

まずは、無料点検から始めてみませんか?
お気軽に、丸山建設までご相談ください!

ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
https://haleilo.com