屋根がパカパカしてますよと言ってくる人の目的

最近よくあるリフォーム会社の訪問販売の事例に、「お宅の屋根がパカパカしていますよ」や、「近くで工事をしている者ですが、親方に言われてきました。○○さんの家の屋根の板金が風でパカパカしているから、伝えてこいと言われて」ということを言われたと多数報告を受けています。
前提として、これらの全てのご訪問が悪質かと言うと、そうではありません。
本当に、屋根板金が風でパカパカと浮いてしまっている事例もありますし、丸山建設(株)でもご好意としてお伝えをしに行くケースも多数ございます。
ですが、営業の入り方の一つとしてトークスクリプトとなってしまっているというのも実情かと思います。
ここで重要なのは2点あると丸山建設(株)では考えています。
①本当に屋根が風でパカパカして浮いているのか?
これは、ある程度の築年数のお家ですとほとんどのお家の屋根の「棟板金」と呼ばれる部分の釘が浮いていたり、「棟板金」そのものが浮いてしまっているケースがあります。
なので、手当たり次第に築年数の経過したお家に「屋根が風でパカパカしていますよ」と言っても、嘘にはならないとなってしまうことも十分に考えられます。
②「親方に言われてきた」や「近くで工事している」というの事実か?
「近くで工事をしている者ですが」と、作業着を着た人がインターホン越しに現れたら、ほとんどの人が信用をして、工事の挨拶かなと思ってしまうのではないでしょうか。
ましてや、「親方に言われて来ました。お宅の屋根がパカパカしているのを教えてあげてこい」なんて言われたら、信用しきってしまい、話に耳を傾けてしまうのも事実かと思います。
ただ、これが嘘か本当かを見極めるのは非常に困難なことと思います。
近くで工事していると言われても、その場所まで付いて行って確認するわけにもいきません。
初めから疑ってかかって、本当だったら相手の好意を踏みにじることになってしまいます。
どちらにしても、屋根や外壁などお家の特定の箇所について言及してくる人の目的は、リフォーム工事の営業である場合がほとんどです。
屋根がパカパカしているのは放置してもイイの?

結論から申し上げます。屋根がパカパカしているのを放置しているのは絶対にダメです。
ご訪問のリフォーム会社様や建設会社様に、「お宅の屋根がパカパカしていますよ」とご指摘されて、屋根がパカパカしている事が事実であった場合は、絶対にそのまま放置してはいけません。
なぜなら、パカパカしている屋根材が台風や突風、強風などで飛ばされてしまい、隣の家に当たってしまったり、通学中の学生や通行人に飛んでしまった屋根材が当たって、酷い場合は大けがにつながってしまったケースも多数報告されています。
また、お写真のようにパカパカしている屋根と板金の隙間から雨水が入り込み雨漏りしてしまう場合も十分に考えられます。
ですが、先ほども申し上げた通り、ご指摘してきたリフォーム会社や建設会社の営業の方が言っていることが、真実かどうかを見極めることは非常に困難です。
なので、もし「屋根がパカパカしてますよ」とご指摘を受けた方がいらっしゃいましたら、これも何かのきっかけと思ってインターネットなどでご自分で調べて、信用のできそうなリフォーム会社様や建設会社様に一度お問い合わせをしてみると良いかと思います。
屋根や外壁の点検時期の目安はどれくらい?
お家を購入して、屋根や外壁の点検をご自身でしっかりと定期的に実施しているという方も少ないのではないでしょうか。
基本的には、お家も体の健康診断と同様に、定期的な点検が重要です。
こちらは、一般的な点検時期の目安となりますので参考までにご確認ください。
■屋根の点検時期の目安:5年~10年に1回
■外壁の点検時期の目安:10年~15年に1回
特に昨今の台風やゲリラ豪雨、地震などの自然災害は、例年の大きさとは比べ物にならないくらい大規模な災害が多発していますので、もう少し早いサイクルで定期的な点検をしたほうが良いのではないかと、丸山建設(株)では考えております。
リフォームの訪問販売が来た時に気を付けるポイント
リフォームの営業だけに限りませんが、訪問販売って何か売りつけられるんじゃないかって少し不安だったり、こわいって思ってしまうのも事実ですよね。
ですが、私たち丸山建設(株)で行っている営業活動は、決して無理に売りつけようなどという気持ちは一切ございません。
本当にお家の屋根が風でパカパカしていまっている場合や、その可能性が十分にある状態のお家の方に関しては、しっかりとコンプライアンスを遵守したうえで、丁寧な対応とご提案をさせていただいております。
そこで、リフォームの訪問販売が来た時に気を付けるべきポイントをいくつかご紹介させていただきます。
①屋根の上に登らせない
悪質な訪問販売業者は、屋根がパカパカしているので応急処置だけしてきますと言って、執拗に屋根に登ろうとしてきます。
ですが、事実であっても嘘であっても、突然来た会社を屋根の上に登らせるのは危険です。
緊急性があるとしっかりとご自身で判断できた場合には、その訪問業者の会社の実態を聞いて確認し、1時間でも2時間でもご自分が納得のいくまでの話を聞いたうえで、登ってもらうという判断が必要です。
②乱暴な断り方をしない
ご訪問をしてくるリフォーム会社や建設会社の言っていることが、嘘か本当かを見極めるのは困難です。
ということは、屋根がパカパカしている事が事実の可能性も十分にあります。
訪問業者の営業さんも、お客様と同じ人です。
ご好意で教えに来てくださっている場合もありますし、一生懸命真面目に誠実に営業活動をしている会社かもしれません。
反対に、会社の実態もない嘘をついている悪徳会社の可能性も十分にあります。
変に乱暴な断り方をして逆恨みをされたら大変ですので、断る際もしっかりと丁寧に常識を持った断り方をすることが重要になってくると、丸山建設(株)では考えております。
雨漏りなど、何かあってからでは遅い理由
これまでの様々な訪問販売の事例などを読んでいただいたうえで、だったら雨漏りしてからで良いやって思っている方も多いのではないでしょうか?
確かに、お金に余裕のある方であれば問題が起こってから対処する方向でも良いと思います。
ただ、これだけは理解していただきたいです。
雨漏りしてからでは、室内の修理費用も掛かるので料金は2倍です。
雨漏りする前に、屋根が浮いている場所や、パカパカしていると指摘された場所を修理しておけば、雨漏りを未然に防ぐことができるので、結果的に費用も抑えられてお得です。
そのためにも、誰かから指摘されたタイミングを何かのきっかけと思い、お家の点検をしてみてはいかがでしょうか?
丸山建設(株)では、屋根に登らない点検技術もございます。
ご検討中のお客様や、どこの会社に依頼したら良いか分からないという方は、ぜひ一度、丸山建設(株)までご連絡ください。
お問い合わせお待ちしております。
丸山建設(株)に問い合わせた後の流れを詳しく解説しています!(画像クリック)

