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火災保険が使えるかも!?見逃すと損する外壁ひび割れの原因と知っておきたい5つの損害・対処法とは

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火災保険が使えるかも!?見逃すと損する外壁ひび割れの原因と知っておきたい5つの損害・対処法とは

住宅の外壁に、気になるひび割れを見つけたことはありませんか?

「古い家だから仕方ない」
「見た目だけで、特に問題ないだろう」
そんなふうに軽く考えて放置してしまうと、住まいに深刻なダメージを与える原因になります。

さらに見落とされがちですが、実はその外壁のひび割れ、火災保険の補償対象になる可能性もあるのです。
自然災害などが原因で発生したひび割れであれば、保険で修理費用をカバーできる場合があります。

この記事では、

  • 外壁ひび割れの主な原因
  • 実際に起こりやすい5つの損害
  • それぞれの正しい対処法
  • 火災保険を活用するためのポイント

を分かりやすく解説します。

■ 外壁ひび割れの主な原因とは?

ひび割れには、いくつかの典型的な原因があります。以下を理解しておくと、原因の切り分け保険の適用判断に役立ちます。


① 自然災害(台風・地震・突風など)

台風や強風・地震などの自然災害による揺れや衝撃で、外壁材がひび割れることがあります。
火災保険では「風災」「地震保険」などの項目があり、被害状況と災害との因果関係が明確であれば補償対象になります。


② 経年劣化・乾燥収縮

モルタル外壁やサイディングは、年数が経つと乾燥や収縮による微細なひび割れが生じます。
これらは自然現象の範囲内とされるため、火災保険の対象にはなりませんが、放置すると悪化します。


③ 下地材の動きや施工不良

建物の構造材の動きや、初期の施工不良によってもひびが発生します。
特に地盤沈下などで建物がわずかに傾いた際に、応力が集中してヒビになることがあります。

■ 外壁ひび割れで起こる5つの損害とその対処法

続いて、ひび割れを放置した場合に起こりやすい5つの損害とそれぞれの対処法を解説します。

外壁ひび割れで起こる5つの損害とその対処法1

① 雨水の侵入による構造部の腐食

【損害内容】
ヒビから雨水が侵入し、壁の内部にある柱や梁といった構造材が濡れ続けると、木材腐朽やサビが発生。建物全体の強度が低下します。

【対処法】

  • ひび割れの幅や深さを調査
  • 雨水が入らないよう早急にシーリング補修や塗装
  • 被害範囲によっては外壁の張り替えや下地補修
外壁ひび割れで起こる5つの損害とその対処法2

② 断熱材・内装材の劣化

【損害内容】
雨水が壁内に侵入すると、断熱材が湿気を含み性能低下。結果的に室内の快適性が損なわれ、カビや臭い、結露の原因にもなります。

【対処法】

  • 壁内の点検を弊社に依頼
  • 必要に応じて断熱材の交換や防水層の補修を実施
外壁ひび割れで起こる5つの損害とその対処法3

③ 塗膜の剥がれ・膨れ・変色

【損害内容】
ひび割れから湿気が入り、外壁塗装が浮いたり剥がれたりして見た目が悪化。防水性が低下し、さらに水が入りやすくなる悪循環に。

【対処法】

  • 外壁塗装の再施工(下地処理込み)
  • 状況に応じて全面塗り替えを検討
外壁ひび割れで起こる5つの損害とその対処法4

④ 室内への雨漏り・壁紙のシミ

【損害内容】
外壁のひびが原因で、壁の裏側から水が室内へまわり、クロスが変色・剥がれ・カビの発生につながることがあります。

【対処法】

  • 雨漏りの原因調査(散水試験など)
  • クロスの貼り替え+壁内部の補修

⑤ 火災保険を使えないほど被害が拡大する

【損害内容】
自然災害による損害でも、長期間放置すると保険会社に「経年劣化」と判断され、補償が受けられなくなるケースがあります。

【対処法】

  • ヒビを見つけたらすぐに写真・記録
  • 被害原因が自然災害の可能性がある場合、早めに丸山建設に点検依頼

■ まとめ:小さなヒビを見逃さず、“賢く”備えましょう

外壁のひび割れは、放置してしまうと被害が拡大し、修理費用がかさむだけでなく、火災保険も使えない「損する結果」になりがちです。
しかし、早めに気づき、正しく対応することで、保険を活用した修繕や、建物の長寿命化につなげることも可能です。


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丸山建設では、外壁のひび割れに関する無料点検・写真撮影・保険申請書類の作成サポートを行っています。
「これって保険で直せるの?」「申請の仕方が分からない…」という方も、お気軽にご相談ください!

ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
https://haleilo.com