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震度1でも地震保険は申請できる?原則“対象外”と言われる理由と、軽微な揺れでも補償判断に影響する被害例を詳しく解説

震度1でも地震保険は申請できる?原則“対象外”と言われる理由と、軽微な揺れでも補償判断に影響する被害例を詳しく解説

震度1の地震は「被害が出ない」と思われがちな現状

地震の影響により外壁表面にひび割れが発生し、防水性能が低下している状態

地震が起きたあと、ニュースで「震度1」と聞くと、多くの方は「ほとんど揺れていない」「家には影響がない」と感じるのではないでしょうか。
実際に、さいたま市や大宮、浦和エリアのお客様からも「震度1だから何も問題ないですよね?」という声をよく聞きます。

そのため、外壁や屋根、雨漏りなどの点検を後回しにしてしまい、地震保険についても「どうせ対象外だろう」と考えてしまう方が非常に多いのが現状です。

しかし、私たち丸山建設株式会社が現場で多くの建物を見てきた中で、震度1でも確実に建物に影響が出ているケースは決して少なくありません。

なぜ震度1は地震保険の対象外と言われるのか

地震の影響により外壁表面にひび割れが発生し、防水性能が低下している状態

地震保険は「震度」ではなく「損害の程度」で判断される

まず知っておいてほしい大切なポイントがあります。
地震保険は「震度1だから出ない」「震度4だから出る」というように、震度だけで判断される保険ではありません。

地震保険では、
・建物がどれくらい壊れたか
・生活に支障が出る損害かどうか

といった実際の損害状況をもとに、全損・半損・一部損といった区分で判断されます。

震度1の場合、大きな倒壊や目に見える破損が少ないため、「原則として対象外」と説明されることが多いのです。

表面に出にくい被害が見逃されやすい理由

震度1の揺れは短く、小さいため、
・屋根の上
・外壁の高い位置
・雨樋のつなぎ目
・防水層の内部

といった普段見えない場所の変化に気づくことがほとんどありません。

その結果、被害があっても申請されず、「震度1では保険は使えない」というイメージだけが残ってしまいます。

震度1でも補償判断に影響する具体的な被害例

屋根材のズレや浮き

瓦屋根やスレート屋根では、わずかな揺れでも
・屋根材がミリ単位でズレる
・固定釘が緩む

といった変化が起こることがあります。
この状態を放置すると、次の雨で雨漏りにつながるケースも少なくありません。

外壁のヘアクラックやコーキングの切れ

外壁塗装面やサイディングの目地部分では、震度1でも
・細いひび割れ
・コーキングの隙間

が発生することがあります。
これらはすぐに大きな被害には見えませんが、雨水が入り込む原因になります。

防水層の劣化や剥がれ

バルコニーや屋上の防水工事部分では、
地震の揺れで防水層が部分的に浮いたり、密着が弱くなったりすることがあります。

これも目視では分かりづらく、専門的な調査が必要です。

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「震度1だから申請できない」と決めつけるリスク

地震の影響により外壁表面にひび割れが発生し、防水性能が低下している状態

被害を放置すると修理費が高額になる

小さなズレやひび割れを放置すると、
・雨漏り修理
・下地補修
・外壁の張り替え

といった大規模工事に発展することがあります。
結果的に、数十万円から百万円以上の費用がかかるケースもあります。

本来受け取れた補償を逃す可能性

震度1でも「一部損」として認められる状態であれば、地震保険の対象になる可能性はあります。
最初から申請を諦めてしまうと、本来受け取れるはずだった補償を逃してしまうことになります。

震度1の被害確認で重要な調査方法

地震の影響により外壁表面にひび割れが発生し、防水性能が低下している状態

目に見えない場所こそ専門調査が必要

屋根や高所外壁は、地上からでは確認できません。
丸山建設では、建物の状態に合わせて以下の方法を使い分けています。

【調査方法はこちら】▶︎高所カメラ・ドローン・ハシゴの3つの調査方法を見る

さいたま市や上尾市、所沢市などの住宅密集地でも、安全に正確な調査が可能です。

地震保険申請で失敗しないためのポイント

被害写真と調査報告が重要

地震保険の申請では、
・被害状況が分かる写真
・専門業者による調査内容

が非常に重要です。
被害の根拠が曖昧だと、正しい判断がされないことがあります。

実際に支払われた事例を確認する

「本当に震度が低くても支払われるのか」と不安な方は、実例を見ることが大切です。

実際の支払い証明書を見ることで、現実的な判断基準が分かります。

【支払い証明書はこちら】▶︎ 実際に支払われた火災保険・地震保険の支払い証明書を確認する


丸山建設株式会社が選ばれる理由

地震の影響により外壁表面にひび割れが発生し、防水性能が低下している状態

建設・リフォームの専門会社だからできる判断

丸山建設株式会社は、
外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理・防水工事を専門に行ってきました。
その経験をもとに、保険のためだけでなく「本当に直すべきか」という視点で調査を行います。

費用の目安が事前に分かる安心感

調査後に、工事が必要な場合でも料金の目安を事前に確認できます。

保険申請の流れも丁寧にサポート

初めて地震保険を使う方でも安心できるよう、申請の流れを分かりやすくご案内しています。

まとめ

地震の影響により屋根瓦が浮いている状態

震度1の地震は「被害がない」と思われがちですが、
屋根・外壁・防水部分など、目に見えない場所では確実に影響が出ていることがあります。

地震保険は震度ではなく、実際の損害状況で判断されます。
震度1だからといって、最初から対象外と決めつけるのは非常にもったいないことです。

さいたま市・大宮・浦和・川口市・上尾市・所沢市、また東京都内で
地震後の建物状態が気になる方は、早めの専門調査が大切です。

被害を正しく知ることが、
無駄な出費を防ぎ、安心して住み続けるための第一歩になります。

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ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
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