震度5の地震が起きたとき、地震保険はいくら支払われるのか

日本では震度5以上の地震が発生すると、建物に目に見える被害だけでなく、見えない部分にも大きなダメージが残ることがあります。
特に外壁や屋根、雨漏りに関係する部分は、地震直後は問題がなく見えても、数週間から数か月後に不具合として表面化するケースが少なくありません。
その中で多くの方が疑問に感じるのが「震度5の場合、地震保険はいくら支払われるのか」という点です。
金額は一律ではなく、建物の損害状況によって大きく変わります。
この記事では、震度5の地震で地震保険がどのように判定され、どの程度の補償金額が目安になるのかを、専門業者の視点でわかりやすく解説します。
地震保険は震度ではなく被害の大きさで決まる

震度5でも保険が出ないケースがある理由
地震保険は「震度◯以上なら支払われる」という仕組みではありません。
実際には、建物や家財がどの程度壊れたかによって判断されます。
そのため、同じ震度5の地震でも
・地盤が強く被害が軽微な地域
・揺れが集中して建物に歪みが出た地域
では、判定結果がまったく異なることがあります。
判定基準は全損・半損・一部損の3区分
地震保険では、建物の被害は次の3つに分類されます。
・全損
・半損
・一部損
このどれに該当するかによって、支払われる保険金の割合が決まります。
全損・半損・一部損の判定基準をわかりやすく解説

全損と判定されるケース
全損とは、建物としての機能をほぼ失っている状態です。
具体的には、主要な柱や梁が大きく損傷し、住み続けることが難しい場合が該当します。
外壁が大きく崩落している
屋根が広範囲で落下している
基礎に深刻な亀裂が入っている
このような被害が複合的に確認されると、全損と判定される可能性が高くなります。
半損と判定されるケース
半損は、建物全体の価値が大きく下がっている状態です。
震度5で最も多いのが、この半損判定です。
外壁に多数のひび割れが入っている
屋根材がズレたり一部破損している
雨漏りが発生している
これらが確認されると、外壁塗装や屋根工事、防水工事が必要になるケースが多く、半損に該当することがあります。
一部損と判定されるケース
一部損は、部分的な修理が必要な状態です。
見た目では軽微に見えても、地震が原因であれば対象になることがあります。
コーキングの切れ
屋根板金の浮き
外壁の細かなクラック
雨漏り修理につながる初期症状も含まれるため、見逃さないことが重要です。
震度5で支払われる地震保険金額の目安

建物保険金額に対する支払い割合
地震保険では、建物の保険金額に対して次の割合で支払われます。
全損の場合
保険金額の100%
半損の場合
保険金額の50%
一部損の場合
保険金額の5%
たとえば、建物の地震保険金額が1,000万円の場合
全損で1,000万円
半損で500万円
一部損で50万円
が支払われる計算になります。
実際の修理費用との関係
外壁塗装や屋根工事、防水工事は、被害範囲によって費用が大きく変わります。
地震保険は修理費そのものではなく、あくまで生活再建のための補償ですが、実際には修理費用の大きな助けになります。
実際の支払い事例から見る現実的な金額感
さいたま市の戸建て住宅の事例
震度5の地震後、屋根のズレと外壁の亀裂が確認されたケースです。
一見すると大きな被害はなさそうでしたが、調査の結果、雨漏りのリスクが高い状態でした。
判定結果は半損
支払われた地震保険金は約450万円
この保険金を使い、屋根工事と外壁補修、防水工事を行いました。
マンション共用部の事例
浦和エリアのマンションでは、外壁タイルの浮きと防水層の破断が確認されました。
管理組合として申請を行い、一部損と判定されましたが、修繕費の一部を地震保険で補うことができました。
このような実例は、

【支払い証明書はこちら】▶︎ 実際に支払われた火災保険・地震保険の支払い証明書を確認する
で具体的に確認することができます。
保険会社が確認する重要なチェックポイント
地震との因果関係が最重要
保険会社は「その被害が地震によるものか」を非常に重視します。
経年劣化との区別がつかない場合、支払い対象外になることもあります。
専門的な調査と写真記録の重要性
外壁や屋根は高所になるため、目視だけでは正確な判断が難しい場合があります。
専門業者による調査と、被害状況を裏付ける写真や報告書が、判定結果を大きく左右します。
丸山建設が地震保険対応で選ばれる理由

修理と保険を一体で考えられる強み
丸山建設株式会社は、外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理・防水工事を専門としています。
そのため、被害の調査から修理までを一貫して対応できます。
大宮やさいたま市、川口市、上尾市などで多くの対応実績があり、地震後の建物の変化を熟知しています。
保険申請に必要な資料作成もサポート
地震保険の申請では、被害状況を正確に伝える資料が欠かせません。
丸山建設では、調査結果をもとに、申請に必要な情報整理もサポートしています。
詳しい申請の流れについては、
【火災保険申請の流れはこちら】▶︎ 火災保険申請サポートの解説を見る
も参考になります。
震度5の地震後にやるべき行動
見た目で判断せず、早めに点検する
小さなひび割れや屋根のズレは、放置すると雨漏りにつながります。
雨漏りは建物内部を傷め、修理費用を大きくしてしまいます。
保険の可能性を知った上で修理を考える
先に修理してしまうと、地震による被害と証明できなくなる場合があります。
まずは点検と相談を行い、地震保険の可能性を確認することが大切です。
まとめ

震度5の地震でも、地震保険が支払われる可能性は十分にあります。
重要なのは震度の数字ではなく、建物にどのような被害が出ているかです。
全損・半損・一部損の判定によって、支払われる金額は大きく変わります。
外壁や屋根、防水部分は見えにくい被害が多いため、専門的な点検が欠かせません。
さいたま市や大宮、浦和周辺で地震後の不安を感じている方は、早めに専門業者へ相談することで、地震保険を正しく活用し、建物を長く守ることにつながります。



