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1回の無料点検で発見された劣化ポイントは8カ所!診断レポートと写真で見る本当の劣化状況とは

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1回の無料点検で発見された劣化ポイントは8カ所!診断レポートと写真で見る本当の劣化状況とは
経年劣化により外壁に藻やカビの汚れが発生している状態

「外壁の点検なんて本当に必要?」
「見た感じ、まだきれいだから大丈夫でしょ?」
そんなふうに思っていませんか?

しかし、実際に私たちが行った無料点検で“8カ所以上の劣化”が見つかった家は珍しくありません。見た目では分からない外壁の劣化は、放っておけば雨漏り・構造劣化・カビの発生・シロアリ被害など、取り返しのつかない被害を招く可能性があります。

この記事では、実際の点検現場で確認された劣化ポイントをもとに、「無料点検でどこまでわかるのか」「放置するとどうなるのか」「どんな対策ができるのか」について詳しくご紹介します。

表面はきれいでも、内側では劣化が進行していることも…

外壁の劣化は、初期段階では非常にわかりにくいのが特徴です。塗装の色が多少くすんで見える程度でも、内部では塗膜の防水性が失われ、雨水を吸収している可能性もあります。

さらに、築10年以上が経過すると、紫外線や風雨、寒暖差の影響によって、外壁材やコーキング(目地)が確実に傷み始めます。ところが、この段階で気づける方は多くありません。

では、無料点検では実際にどんな劣化が見つかっているのでしょうか?

実際に発見された8カ所の劣化ポイントとは?

以下は、丸山建設が行った実際の無料点検で発見された8つの事例です。

外壁表面にチョーキングが発生し白い粉が付着している状態

劣化ポイント①:外壁のチョーキング現象(全体)

外壁を手でこすると白い粉がつく「チョーキング現象」は、塗膜の劣化による防水機能の低下を意味します。この状態のまま放置すると、外壁材が水を吸収しやすくなり、カビ・コケ・シミの原因になります。

地震の影響により外壁表面にひび割れが発生し、防水性能が低下している状態

劣化ポイント②:ヘアクラック(髪の毛状のひび)

目視では気づきにくい細いひび割れが多数発見されました。塗膜表面の劣化が進行した結果、紫外線や水分によって微細なクラックが発生しています。

外壁の深いひび割れで建物内部が露出し始めている危険な状態

劣化ポイント③:構造クラック(0.5mm以上)

幅0.5mmを超えるひび割れは、外壁材そのものや下地の動きによって生じる“構造クラック”の可能性があります。ここから雨水が浸入し、構造材や断熱材を傷めるリスクがあります。

経年劣化によりコーキングが硬化し、ひび割れが確認できる様子

劣化ポイント④:コーキングの破断・剥離

外壁材のつなぎ目に充填されているコーキングが、経年劣化で縮み・割れ・はがれを起こしていました。特に建物の揺れが集中するサッシ周りや出隅(外角)に目立ちました。

経年劣化により外壁に藻やカビの汚れが発生している状態

劣化ポイント⑤:苔・カビの付着(北側・日陰部)

日当たりの悪い北側の外壁に、緑色の苔や黒カビが広範囲に確認されました。これらは塗膜の劣化と湿気の蓄積が原因で、見た目の問題だけでなく外壁材を脆くさせる要因でもあります。

経年劣化により外壁に黒ずみ汚れが付着している様子

劣化ポイント⑥:塗装の色あせ・退色

全体的に塗装の色が褪せており、特に西日が強く当たる面では色むらや艶の消失が顕著でした。これは紫外線による塗膜の酸化・劣化のサインで、塗り替えのタイミングを示しています。

排気や雨だれで錆が広がる外壁の汚れ。清掃や再塗装が必要な状態

劣化ポイント⑦:金属部のサビ

雨樋の固定金具や外壁に取り付けられた金属部にサビの発生が確認されました。金属部のサビは外観の劣化だけでなく、構造的な破損を招く原因になります。

換気口のシーリングが劣化している状態

劣化ポイント⑧:換気口周りのシーリングの劣化

意外と見落とされがちなのが、換気口やエアコンスリーブの周囲のシーリング部分。ここからの浸水事例は非常に多く、雨水が直接室内へと入り込んでしまう危険があります。

点検後の対応策とアドバイス

無料点検後、丸山建設ではお客様の予算や状況に応じて、以下のような複数の提案を行います。

  • 塗膜劣化→外壁塗装(耐候性・遮熱性の高い塗料をご提案)
  • コーキング破断→目地の打ち替え施工
  • クラック→補修材による充填と防水処理
  • カビ・苔→バイオ洗浄と塗装で再発予防
  • 火災保険申請サポート→自然災害による破損が対象となる場合

また、劣化の程度によっては「まだ工事の必要なし」と正直にお伝えすることもあります。


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火災保険が適用される可能性も!

今回のように、外壁や屋根が台風・強風・雹(ひょう)などで破損していた場合、火災保険で修理できる可能性があります。

実際、過去には以下のような事例がありました:

  • 台風で外壁に飛来物が当たり、ひび割れ→保険金45万円
  • 雹でサイディングにへこみ→保険金37万円
  • 強風でコーキングが割れた→保険金22万円

申請には、破損箇所の写真・見積書・被害報告書などが必要ですが、丸山建設では申請書類の作成も無料サポートしています。

【火災保険申請の流れはこちら】▶︎ 火災保険申請サポートの解説を見る


最後に|無料点検は「家を守る第一歩」

外壁の劣化は、初期段階で対処できれば費用も被害も最小限で済むものです。今回ご紹介した9カ所の劣化も、早期発見と軽微な補修でリカバリー可能でした。

「まだ大丈夫」と思っている今こそ、点検のベストタイミングです。
丸山建設では、完全無料の外壁点検と写真付き診断レポートを提供しています。もちろん、しつこい営業は一切ありません!

無料点検のお申し込みはお気軽に!

  • 築10年以上のお住まい
  • 外壁にヒビやカビが見られる
  • 火災保険が使えるか確認したい
  • 雨漏りが心配になってきた

ひとつでも当てはまる方は、ぜひ一度ご相談ください。
丸山建設の無料点検サービスで、あなたの住まいの“今”を明らかにしてみませんか?

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ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
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