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たった1カ所のサビが雨漏りの引き金に!?雨樋金具の劣化に気づかず後悔したケースと再発防止の対策法

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たった1カ所のサビが雨漏りの引き金に!?雨樋金具の劣化に気づかず後悔したケースと再発防止の対策法

たった1カ所のサビが雨漏りの引き金に!?

「まさか、あのサビ1つで雨漏りになるなんて…」

そんな声が後を絶たないのが、雨樋の金具(吊り金具)の劣化によるトラブルです。

一見すると小さな異常に思える「サビ」。
しかし、放置されたサビが進行すると金具が腐食して破損し、雨樋が外れて雨漏りや外壁の腐食へと繋がるケースが少なくありません。

本記事では、

  • 雨樋金具のサビが引き起こす深刻な被害
  • 見逃しがちな劣化サイン
  • 実際によくある後悔パターン
  • 再発を防ぐための点検・対策方法
  • 丸山建設での無料点検と火災保険活用のサポート

について、実践的に詳しく解説していきます。

1|雨樋の金具がサビると、なぜ雨漏りの原因になるのか?

雨樋の金具がサビると、なぜ雨漏りの原因になるのか?

● 雨樋を支える「吊り金具」とは?

雨樋の吊り金具は、建物の軒先や外壁に取り付けられた鉄やステンレス製の留め具で、
雨樋本体を一定の角度でしっかり固定し、水をスムーズに排水させるための重要な部品です。

雨樋の勾配(傾き)はこの金具で保たれており、1カ所でもサビて破損すれば水の流れが崩れて排水不良に繋がります。


● サビが引き起こす3つの具体的リスク

  1. 金具の変形・破断による雨樋の落下
     → 雨樋が外れて落ちてしまい、排水が正しくできなくなる。
  2. 勾配不良による水たまり・オーバーフロー
     → 水が溜まって外壁へあふれ出し、浸水・腐食の原因に。
  3. 水の逆流による屋根裏や軒天への雨漏り
     → 金具のゆがみで水が逆流し、見えない場所からの漏水に繋がる。

● 特に注意すべき環境・築年数

  • 築10年以上経過していて一度も雨樋を点検していない
  • 海沿いや風が強い地域で潮や雨風による劣化が進行しやすい
  • 落ち葉やゴミが溜まりやすく、常に湿気がこもっている
  • 昔ながらの鉄製の金具を使用している(ステンレス製より劣化が早い)

たった1カ所のサビが、数年後には大規模な雨漏りトラブルに発展してしまうこともあるのです。

2|気づいたときには遅かった…よくある後悔のケース

気づいたときには遅かった…よくある後悔のケース1

◆ ケース①:玄関前の雨樋が外れ、来客中に水があふれ出した

築20年の戸建てにお住まいのご家庭。
台風のあと、来客中に玄関の上から雨水が滝のように落ちてきて驚いたとのこと。

調査の結果、雨樋の金具1本がサビて破損し、勾配が崩れて排水できなくなっていたのが原因でした。
「もっと早く点検していれば、恥ずかしい思いをせずに済んだ」とのこと。

気づいたときには遅かった…よくある後悔のケース2

◆ ケース②:サビを放置した結果、外壁の一部が腐食

築15年の住宅。雨樋に気になるサビがあったが、「まだ使えるから」と様子見。
数年後に雨漏りが発生し調査すると、サビた金具から雨水が外壁に流れ込み、壁内が腐食・カビ発生

結果、外壁の張り替え工事と断熱材交換が必要になり、数十万円規模の修繕費用がかかった。


◆ ケース③:火災保険の対象期間を過ぎてしまい、自己負担に

台風後に雨樋が外れて破損。調査してみると、金具の腐食が原因だったが、
申請まで時間がかかり、「風災発生日から3年以上経過」していたため保険が適用されず

「もっと早く相談していれば保険で直せたのに…」と後悔することに。

3|こんなサインが出ていたら、早めの点検・交換を!

こんなサインが出ていたら、早めの点検・交換を!

金具の劣化は「音」や「見た目」で分かる場合もあります。
以下のサインがあれば、すぐに点検を依頼するのがおすすめです。


🔍 サビによる劣化の見極めポイント

  • 金具の一部が茶色や黒ずんだ変色を起こしている
  • 雨が降ると「カンカン」「ガタガタ」と音がする
  • 雨樋が少し傾いて見える/水平でなくなっている
  • 雨水がポタポタと垂れている場所がある
  • 雨樋と外壁の間に水の筋(雨だれ跡)が残っている
  • 強風時に金具が揺れて音がする

これらはすべて、雨樋の金具が劣化している兆候であり、早期対応することでトラブルを未然に防げます。

4|再発防止のためにできる対策とは?

◆ 対策①:築10年を超えたら定期的な点検を!

サビの進行は一見してもわからない内部腐食を伴っていることがあります。
見た目に異常がなくても、築10年以降は定期的なプロの点検を受けることが必須です。


◆ 対策②:金具交換は“部分補修”が可能なうちに

サビが進行しきる前なら、1本単位での金具交換が可能です。
しかし、放置しすぎると、

  • 雨樋本体ごとの交換
  • 壁面の補修や再塗装
  • 軒天・外壁張り替え

といった大掛かりな工事が必要になり、費用も数倍に跳ね上がります。


◆ 対策③:火災保険の活用も視野に入れる

台風や強風などの自然災害が原因で金具が破損した場合、
火災保険の「風災補償」が適用される可能性があります。

申請の際は、

  • 破損状況の写真
  • 原因を明確に示した報告書
  • 被害発生日の記録

などが必要になるため、調査と申請のサポートをしてくれる業者を選ぶことが重要です。

5|丸山建設では“無料点検”と“保険申請サポート”をセットで対応!

丸山建設では“無料点検”と“保険申請サポート”をセットで対応!

「サビてるかどうか自分では分からない」
「まだ大丈夫そうだけど気になる」
そんな方におすすめなのが、丸山建設の無料点検サービスです!


🔍 点検内容の一例

  • 吊り金具のサビ・変形・破損の有無
  • 雨樋の勾配チェック・詰まり状況
  • 雨水のオーバーフロー痕跡の確認
  • 軒天や外壁の雨染みの有無
  • 台風・風災被害の診断と報告書作成

診断結果は写真付きレポート形式でお渡しし、ご希望があれば保険申請のサポートまで一括対応いたします。


💡 こんな方におすすめです!

  • 雨の日に雨樋の異音が気になる
  • 築10年以上経っているが一度も点検していない
  • 台風後に雨樋の傾きや外れが見られる
  • 火災保険を使って修理したいが手続きが不安

まとめ|たった1本のサビを見逃すか、今すぐ点検するかで将来は大きく変わる

雨樋の金具は目立たない存在ですが、住宅全体の排水と劣化防止を支える縁の下の力持ちです。
たった1カ所のサビが、数年後には雨漏り、外壁の腐食、室内浸水…という大きな被害を招くことも珍しくありません。

しかし、その一方で、早期発見・早期対応をすれば、わずかな費用で予防・修理が可能です。


📣 雨樋のサビが気になる方へ

丸山建設では、無料の外回り点検を受付中です!

  • 写真付きレポートで状態が見える
  • サビ・歪み・破損を細かくチェック
  • 火災保険の申請サポートも可能
  • ご相談・お見積もりも完全無料!

📞「雨樋点検希望」とお気軽にお問い合わせください。
お電話・ホームページからお待ちしております!

ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
https://haleilo.com