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大雨の翌日に始まった家の異変…見逃した“軒天の水滴”が引き金となった3つの深刻トラブルと、今すぐできる後悔しない予防策とは

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大雨の翌日に始まった家の異変…見逃した“軒天の水滴”が引き金となった3つの深刻トラブルと、今すぐできる後悔しない予防策とは
軒天が大きく崩れて落下の危険がある状態

はじめに:その水滴、見過ごしていませんか?

「大雨の翌朝、ふと軒先を見上げると…ぽた、ぽた…と水が垂れている」
「でも、すぐに止まったし、たまたまかな?」
「まさか、それが大きなトラブルの前兆だったなんて…」

これは、実際に多くのお客様から寄せられるご相談の一例です。
特に、軒天(のきてん)からの水滴は「雨漏りの初期サイン」であることが多く、
放置することで外壁腐食・天井漏水・カビ被害などへ進行するリスクがあります。

今回は、そんな小さな“異変のサイン”を見逃してしまった結果起こり得る
3つの深刻トラブルと、それらを未然に防ぐために今すぐできる予防策について詳しくご紹介します。

そもそも軒天とは?その役割を知ることが第一歩

軒天とは、屋根の下端部分(軒裏)にある天井状の部材のことで、外から見上げたときに見える「白い板」や「通気口のある面材」を指します。


軒天の主な役割

  • 屋根裏の換気(通気口ありの場合)
  • 雨水や湿気の吹き込み防止
  • 小動物や虫の侵入防止
  • 外観の美観保持

一見地味な存在ですが、住宅の耐久性や住環境を守るために欠かせない部位なのです。

軒天からの水滴が引き起こす「3つの深刻トラブル」

軒天から水が垂れてくる…このサインを見逃すことで、住宅のさまざまな箇所に被害が波及する可能性があります。以下に、実際に起こりやすい3つのトラブルをご紹介します。

室内の天井に雨漏りでシミが広がっている状態

【トラブル1】屋根内部の雨漏り・野地板の腐食

軒天からの水滴は、多くの場合屋根内部に水が浸入している証拠です。
特に、以下のような原因で屋根裏に雨水が入り込み、軒天へ流れ落ちてくるパターンがよくあります。

  • 台風や暴風で棟板金が浮いた
  • 屋根材の割れ・ズレが発生
  • コーキングが劣化して隙間ができた

水は高いところから低いところへ流れるため、屋根裏の野地板や垂木を通って、最後に軒天から水が垂れるのです。

さらにそのまま放置すると…

野地板や垂木が腐食
天井内部の雨染み・結露
雨漏りが室内まで進行

といった深刻な状態へと発展してしまいます。

軒天に黒カビが発生し、腐食と破損が進んでいる状態

【トラブル2】軒天材の剥がれ・カビ・換気不良

水滴を浴び続けた軒天材は、徐々に塗装が剥がれたり、板材がたわんだりしてきます。
特にベニヤやケイカル板など吸水性のある素材の場合、劣化が早く進みます。

放置した結果…

カビや黒ずみが発生
湿気がこもりやすくなり換気性能が低下
軒天内部に虫や小動物が侵入
落下・剥がれで危険な状況に

本来、軒天に設けられている通気口(換気孔)が詰まってしまうと、
屋根裏の結露やカビの温床になる可能性も高まります。

湿気や雨水の影響で軒天が腐食し、剥がれが発生している状態

【トラブル3】外壁や柱まで濡れて腐食する“連鎖劣化”

軒天から垂れた水は、真下の外壁や柱、サッシ枠に影響を及ぼします。
特に窓まわりや壁の接合部に繰り返し水が流れ込むことで、

外壁の塗膜が劣化してひび割れが発生
サイディングの浮きや反り
柱内部に雨水がまわり、木材が腐食
最悪の場合、シロアリ被害へ…

こうした症状が「ある日突然」起こるわけではなく、
見逃された水滴から始まる“じわじわ進行するトラブル”なのです。

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今すぐできる!後悔しないための予防策3選

では、こうしたトラブルを未然に防ぐには何をすればよいのでしょうか?
以下に、今すぐ取り組める「現実的な対策」を3つご紹介します。

【予防策1】大雨・台風後は「必ず軒天を見上げる」

雨が止んだあと、屋根の上を直接見ることは難しくても、
軒天を見ることは誰でもできます

以下のような症状がないか、定期的にチェックしてみてください。

軒天チェックポイント:

  • 水が垂れていないか?
  • シミ・黒ずみができていないか?
  • 板がたわんでいないか?
  • 通気口が詰まっていないか?

気づくのが早ければ、修理範囲も小さく、費用も抑えられます


【予防策2】築10年を過ぎたらプロによる定期点検を

見た目に異常がないようでも、
実際には「内部で腐食やカビが進んでいた」というケースは非常に多くあります。

特に以下の条件に当てはまる方は要注意です。

・築10年以上メンテナンスしていない
・一度も屋根裏を見たことがない
・軒天に通気口がある
・木造住宅で、湿気に弱い素材を使っている

丸山建設では、屋根・外壁・軒天を含む無料点検を実施中です。
専門の診断士が写真付きの診断書を作成し、劣化の有無をわかりやすくご説明いたします。


【予防策3】火災保険を活用して修理費を抑える

「水漏れや雨染みの補修に、火災保険が使える場合がある」ことをご存じでしょうか?

台風・暴風・大雨などの自然災害で

  • 軒天が剥がれた
  • 雨樋や屋根からの水で壁が濡れた
  • 換気口や破風板が破損した

といった被害があれば、火災保険の「風災」「水災」補償の対象となることがあります。

丸山建設では、
被害状況の確認
写真の撮影
損害報告書の作成
保険会社への提出書類のサポート

まで、すべて無料でご対応いたします。
自己負担を減らしながら、早期修繕につなげるチャンスです。


【支払い証明書はこちら】▶︎ 実際に支払われた火災保険・地震保険の支払い証明書を確認する


まとめ:水滴は“最初のサイン”。見逃さず、早めに行動を

軒天が大きく崩れて落下の危険がある状態

軒天からのわずかな水滴——
「まあ、たいしたことないか」と思って見逃した一滴が、
やがて屋根裏を腐らせ、柱を傷め、室内の空気環境を悪化させていく。

そんなトラブルを、私たちは数多く見てきました。

逆に言えば、この初期サインに気づき、早めに点検や修理を行うことで
家を長持ちさせ、余計な出費を抑えることができるのです。


丸山建設では…

軒天・屋根・外壁の無料点検
写真付きの診断書作成
火災保険の申請サポート

被害状況に応じた最適な修理提案

…をすべてワンストップで対応しています!

「軒天に少しシミが…」
「水が垂れていた気がする…」

そんな些細な違和感があれば、まずはお気軽にご相談ください!
家の健康を守る第一歩は、“気づくこと”から始まります。

【お客様から寄せられる質問はこちら】▶︎ よくある質問を見る


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ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
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