みどり市で屋根葺き直し工事を行いました。
仮設足場を設置したうえで、既存瓦を一時撤去し、古い下地の撤去、新規下地取付、防水シート取付、桟木取付、棟瓦の新規下地新設、瓦再固定まで進めています。
既存瓦を活かしながら屋根内部を見直した施工事例です。
瓦屋根の葺き直しは既存瓦を活かしながら下地と防水層を整える工事です

2026年6月、群馬県みどり市にて戸建て住宅の屋根葺き直し工事を行いました。
今回のお問い合わせは、「瓦自体はまだ使えそうだが、屋根の内部が傷んでいないか心配」「雨漏りする前に下地や防水シートを見直したい」「瓦屋根を葺き替えるのではなく、今ある瓦を活かせるか相談したい」といった内容でした。
屋根葺き直し工事は、既存の瓦を一度取り外し、下地や防水シート、桟木などを整えたうえで、再び瓦を戻す工事です。瓦そのものに大きな破損が少なく、再利用できる状態であれば、瓦の風合いを残しながら屋根内部の防水性を見直せる点が特徴です。
特にみどり市・桐生市・伊勢崎市・太田市・前橋市周辺では、築年数が経過した瓦屋根を中心に、下地の劣化、防水シートの寿命、棟瓦のズレ、雨漏り前の点検に関するご相談があります。瓦屋根は耐久性の高い屋根ですが、瓦の下にある防水シートや木下地は経年で劣化するため、表面の瓦がきれいでも内部の見直しが必要になることがあります。
屋根葺き直しを行うことで、既存瓦を活用しながら、見えない下地や防水層を新しく整えられます。今回は、仮設足場設置から、瓦一時撤去、下地撤去、棟瓦一時解体、新規下地取付、防水シート取付、桟木取付、棟瓦新規下地新設、瓦再固定までの流れを、現場写真に合わせてご紹介します。
仮設足場設置で屋根作業の安全性と近隣への配慮を整えました

最初に、屋根葺き直し工事を安全に進めるため、仮設足場を設置しました。屋根工事は高所作業となるため、作業員の安全確保はもちろん、材料の上げ下ろし、既存瓦の一時撤去、下地材の搬入、防水シートや桟木の施工を安定して行うためにも足場が重要です。
今回の現場では、メッシュシートも設置しました。メッシュシートには、作業中のほこりや細かな破片の飛散を抑え、近隣住宅や通行人へ配慮する役割があります。特に瓦屋根の葺き直しでは、瓦の取り外しや古い下地の撤去を行うため、周囲への配慮をしながら作業環境を整えることが大切です。
仮設足場設置では、以下の点を確認しました。
・屋根面へ安全に上がれる動線が確保されているか
・瓦や下地材の搬出入がしやすい状態か
・メッシュシートで飛散対策ができているか
・近隣や道路側への配慮ができているか
・屋根全体を確認しながら作業できる足場か
屋根葺き直し工事では、屋根面で複数の工程が続きます。そのため、足場が不安定だと作業の安全性だけでなく、施工精度にも影響します。足場を設置してから作業を始めることで、屋根全体を確認しながら丁寧に工事を進めやすくなります。
棟瓦一時解体で棟まわりの内部状態を確認しました

屋根面の下地撤去とあわせて、棟瓦の一時解体も行いました。棟瓦は屋根の頂部にあり、屋根面同士が合わさる部分を保護する重要な部位です。棟まわりは雨風や地震の影響を受けやすく、内部の下地や漆喰が劣化していることがあります。
棟瓦を一時解体することで、外からは見えない内部の状態を確認できます。棟のズレや漆喰の剥がれがある場合、表面だけを補修しても、下地の不具合が残ることがあります。屋根葺き直し工事では、屋根面だけでなく棟部分まで確認することが大切です。
棟瓦一時解体では、以下の点を確認しました。
・棟瓦に割れや欠けがないか
・棟の通りに歪みがないか
・内部下地が劣化していないか
・漆喰や葺き土に崩れがないか
・再設置に向けて整える範囲はどこか
棟まわりに注意したい症状には、以下のようなものがあります。
・棟が波打って見える
・漆喰の白い破片が落ちている
・棟瓦がズレて見える
・地震後に屋根頂部のラインが乱れた
・強風後に屋根の上で瓦の音がした
今回の現場では、棟瓦も一時解体し、新しい棟下地を作る工程へ進めることで、屋根全体の安定性を見直す方針としました。
瓦一時撤去で再利用する瓦と下地の状態を確認しました

仮設足場を設置した後は、既存瓦を一時撤去しました。屋根葺き直し工事では、既存瓦をすべて処分するのではなく、再利用できる瓦を丁寧に取り外し、下地や防水シートを整えたあとに再び戻します。
瓦は耐久性の高い屋根材ですが、取り外し時に乱暴に扱うと割れや欠けが発生することがあります。そのため、再利用を前提とする葺き直し工事では、瓦を1枚ずつ確認しながら慎重に撤去することが重要です。
瓦一時撤去では、以下の点を確認しました。
・再利用できる瓦に割れや欠けがないか
・瓦のズレや浮きが出ていた箇所はどこか
・瓦の下にある防水シートの劣化状態
・桟木や下地に傷みがないか
・雨水が入り込んだ跡がないか
瓦を一時撤去することで、地上からでは分からない屋根内部の状態を確認できます。表面の瓦がきれいに見えていても、その下の防水シートが破れていたり、桟木が傷んでいたりすることがあります。
屋根葺き直しが向いているケースには、次のようなものがあります。
・瓦自体は再利用できる状態
・防水シートの寿命が近い
・雨漏り前に屋根内部を見直したい
・瓦屋根の見た目を残したい
・葺き替えよりも既存瓦の活用を優先したい
今回の現場でも、既存瓦を活かしながら屋根内部を整える方針で進めました。
下地撤去で古い防水層や傷んだ部材を取り除きました

瓦を一時撤去した後は、古い下地の撤去を行いました。屋根葺き直し工事では、瓦を戻す前に、劣化した防水シートや傷んだ下地材を取り除くことが大切です。古い下地を残したまま瓦を戻してしまうと、見た目は元通りでも、雨漏りの原因が残る可能性があります。
下地撤去では、瓦の下に隠れていた部分の状態を確認しながら作業を進めました。屋根は日々、雨風や温度変化を受け続けています。瓦が直接雨を受け流していても、長年のうちに防水シートや下地材は少しずつ劣化していきます。
下地撤去で確認した点は、以下の通りです。
・防水シートに破れや硬化がないか
・下地材に腐食やたわみがないか
・雨水が回った跡がないか
・桟木の傷みが進んでいないか
・新しい下地を施工できる状態か
古い下地を撤去することで、新しい下地取付や防水シート施工へ進む準備が整います。屋根葺き直し工事では、瓦を戻す前のこの工程が、今後の防水性を左右する重要なポイントになります。
新規下地取付で瓦を支える屋根面を整えました

古い下地を撤去した後は、新規下地を取り付けました。屋根葺き直し工事では、瓦を再固定する前に、屋根面を整えることが重要です。下地が傷んでいたり、面にたわみが残っていたりすると、防水シートや桟木、瓦の納まりに影響します。
今回の新規下地取付では、既存瓦を再利用することを前提に、瓦が安定して戻せる屋根面を作りました。下地は完成後に見えなくなる部分ですが、屋根全体の耐久性と防水性を支える重要な工程です。
新規下地取付で確認した点は、以下の通りです。
・屋根面が平滑に整っているか
・傷んだ部分を適切に補修できているか
・防水シートを施工しやすい状態か
・瓦を戻したときに不陸が出にくいか
・屋根全体の納まりに支障がないか
下地取付で大切なのは、次のような判断です。
- 既存下地の劣化範囲を確認する
- 必要な範囲を撤去する
- 新しい下地を取り付ける
- 屋根面の通りを確認する
- 防水シート施工へ進む状態を整える
この流れを踏むことで、瓦を戻した後の仕上がりと防水性を安定させやすくなります。
防水シート取付で瓦の下に新しい二次防水層を作りました

新規下地を取り付けた後は、防水シートを施工しました。防水シートは、瓦の下で建物を雨水から守る二次防水の役割を持っています。瓦屋根では、瓦が雨を受け流し、その下で防水シートが万が一の水の侵入を防ぐ構造になっています。
今回の工事では、新しい下地の上に防水シートを取り付け、屋根内部へ雨水が入り込みにくい状態を作りました。瓦屋根の葺き直しでは、この防水シートを新しくすることが大きな目的の一つです。
防水シート取付では、以下の点を確認しました。
・重ね幅が適切に確保されているか
・雨水の流れに逆らわない向きで施工されているか
・破れや浮きがないか
・棟や軒先まわりの納まりに問題がないか
・次の桟木取付へ進める状態か
防水シートが劣化すると、次のような不具合が起こりやすくなります。
・瓦の下に入った水を止めにくくなる
・下地が湿気を含みやすくなる
・雨漏りの原因になりやすい
・桟木や木部が傷みやすい
・瓦は無事でも屋根内部が劣化する
瓦屋根は表面の瓦が長持ちする一方で、防水シートは定期的な見直しが必要です。今回の葺き直しでは、防水シートを新しくすることで、屋根内部の防水性を改善しやすい状態に整えました。
桟木取付で瓦を正しい位置に固定する準備を行いました

防水シートの施工後は、桟木を取り付けました。桟木は、瓦を引っ掛けて固定するための重要な部材です。瓦屋根では、桟木の位置や高さが整っていないと、瓦の並びや固定状態に影響します。
今回の桟木取付では、再利用する瓦が正しい位置に納まるよう、屋根面に合わせて施工しました。桟木は見えにくい部材ですが、瓦の安定性を支える大切な役割があります。
桟木取付で確認した点は、以下の通りです。
・瓦の寸法に合わせた位置に取り付けられているか
・桟木がまっすぐ通っているか
・防水シートを傷めないよう施工できているか
・瓦を固定しやすい状態か
・水の流れを妨げない納まりか
桟木が傷んでいると、瓦がズレたり、浮いたりする原因になります。また、桟木の位置がずれていると、瓦の重なりが不自然になり、雨水の流れにも影響することがあります。
屋根葺き直し工事では、瓦を戻す前に桟木を新しく整えることで、再固定後の安定性を高めやすくなります。
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棟瓦の新規下地新設で屋根頂部の安定性を高めました

屋根面の桟木取付とあわせて、棟瓦の新規下地を新設しました。棟瓦は屋根の頂部に位置し、屋根面同士の取り合いを保護する重要な部分です。棟下地が弱っていると、棟瓦のズレや歪み、漆喰の剥がれにつながることがあります。
今回の棟瓦新規下地新設では、棟瓦を再設置するための土台を整えました。棟部分は風の影響を受けやすく、地震時にも動きが出やすい箇所です。そのため、屋根面の下地だけでなく、棟まわりの下地まで整えることが重要です。
棟瓦の新規下地新設で確認した点は、以下の通りです。
・棟の中心ラインが整っているか
・棟瓦を安定して設置できる土台か
・屋根面との取り合いに不自然さがないか
・棟全体の高さや通りに問題がないか
・仕上げ工程へ進める状態か
棟まわりの下地を新しくすることで、瓦再固定後の安定性を高めやすくなります。棟瓦のズレや漆喰の剥がれが繰り返される場合は、表面だけでなく棟下地から確認することが大切です。
屋根被害は火災保険または地震保険が使える可能性があります

瓦のズレ、瓦の浮き、棟瓦の崩れ、強風による屋根被害、地震後の棟まわりの不具合は、経年劣化だけでなく、台風、強風、雹、雪、飛来物、地震の揺れなどがきっかけで発生することがあります。そのため、被害原因や保険契約の内容によっては、屋根被害は火災保険または地震保険が使える可能性があります。
火災保険という名称から、火事だけが対象と思われがちですが、契約内容によっては風災、雪災、雹災などの建物被害が補償対象に含まれている場合があります。また、地震の揺れによって瓦や棟瓦にズレ、崩れ、割れが発生した場合は、地震保険の対象になる可能性もあります。
ただし、すべての屋根葺き直し工事に保険が使えるわけではありません。長年の経年劣化、防水シートの寿命、通常の下地劣化、メンテナンス時期を迎えたことによる葺き直しは、対象外と判断される可能性があります。一方で、台風や地震などの自然災害による明確な損傷が確認できる場合は、保険申請を検討できることがあります。
保険活用の可能性を確認する流れは、次の通りです。
- 瓦や棟瓦の損傷状況を写真で記録する
- 台風、強風、地震など被害のきっかけを整理する
- 保険証券で補償内容を確認する
- 修繕が必要な範囲の見積りを作成する
- 保険会社へ申請し、判断を待つ
確認時に整理しておきたい内容は以下の通りです。
・不具合に気づいた時期
・直前に台風、強風、地震などがあったか
・瓦のズレや浮きが地上から見えるか
・屋根の下に瓦片や漆喰片が落ちていたか
・雨漏りや天井シミが出ているか
・保険証券に風災や地震の補償が含まれているか
丸山建設株式会社では、火災保険申請サポートと地震保険申請サポートにも対応しています。屋根葺き直し工事や瓦屋根修理の現地調査では、被害箇所の写真、屋根全体の状態、修繕が必要な理由を整理します。保険を使える可能性がある場合でも、無理な申請をすすめるのではなく、現場の状態と契約内容に基づいた確認を大切にしています。
このH2には、保険金支払証明書の画像を挿入する前提です。施工写真ではなく、保険申請サポートに関連する証明書画像を見せることで、読者にとって申請の流れが伝わりやすくなります。
瓦再固定で既存瓦を活かした屋根面へ仕上げました

最後に、再利用する瓦を屋根面へ戻し、瓦再固定を行いました。屋根葺き直し工事では、既存瓦を活かしながら、下地、防水シート、桟木を新しく整えてから瓦を戻すため、屋根の見た目を大きく変えずに内部の防水性を見直せます。
瓦再固定では、瓦の並び、重なり、固定状態、棟まわりとの取り合いを確認しました。瓦が正しい位置に納まっていないと、雨水の流れや屋根全体の見た目に影響します。1枚ずつ状態を確認しながら戻すことで、葺き直し後の屋根面を整えました。
瓦再固定で確認した点は、以下の通りです。
・再利用する瓦に割れや欠けがないか
・瓦の並びが整っているか
・桟木にしっかり掛かっているか
・重なり部分に不自然な隙間がないか
・棟瓦との納まりに問題がないか
今回のみどり市の屋根葺き直し工事では、仮設足場の設置から始まり、既存瓦の一時撤去、古い下地撤去、棟瓦一時解体、新規下地取付、防水シート取付、桟木取付、棟瓦の新規下地新設、瓦再固定まで行いました。
屋根葺き直しを検討する際は、次の流れで確認すると判断しやすくなります。
- 既存瓦が再利用できる状態か確認する
- 瓦の下にある防水シートや下地を確認する
- 古い下地や防水層を撤去する
- 新しい下地、防水シート、桟木を施工する
- 瓦を再固定し、施工後の状態を写真で確認する
みどり市で瓦屋根のズレ、雨漏り前の点検、屋根内部の下地劣化、防水シートの寿命が気になる方は、早めの現地調査をご検討ください。丸山建設株式会社では、屋根葺き直し工事のほか、屋根修理、屋根塗装、屋根カバー工法、雨漏り修理、雨樋修理、軒天修理、棟板金修理、外壁塗装、コーキング工事、漆喰工事、基礎ひび割れ補修、火災保険申請サポート、地震保険申請サポートまで対応しています。
桐生市、伊勢崎市、太田市、前橋市、足利市など、みどり市近隣で瓦屋根の状態が気になる場合もご相談ください。屋根葺き直しは、既存瓦を活かしながら屋根内部を見直せる工事です。葺き直しで対応できるのか、葺き替えや棟瓦積み直しが必要なのかを、現地の状態に合わせて分かりやすくご提案します。



