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群馬県吾妻郡にて、けんもち医院様、本館の大規模修繕工事を竣工いたしました。

群馬県吾妻郡にて、けんもち医院様、本館の大規模修繕工事を竣工いたしました。
目次

けんもち医院様(本館) 屋根棟瓦改修・外壁改修工事を施工させていただきました

丸山建設株式会社は、2022年5月に群馬県吾妻郡にございますけんもち医院様の本館にて、屋根棟瓦改修工事および外壁改修工事を施工させていただきました。

建物の安全性確保と長寿命化を目的に、屋根の棟部分の改修から外壁の調査・補修・塗装までを一貫して対応いたしました。

工事の目的と背景

当該建物は竣工から年月が経過しており、屋根棟部分のズレや固定釘の緩み、外壁タイルの浮き、目地やシーリング材の劣化などが確認されました。

特に屋根の棟部分は、台風や強風の影響を受けやすく、瓦の落下や雨水侵入のリスクが高まる箇所です。
また、外壁タイルの浮きや目地劣化は、落下事故や漏水の原因となる可能性があります。

本施設は日中診療を行う医療機関であるため、診療時間帯の安全確保と円滑な医療提供を妨げない施工計画を配慮して施工いたしました。

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今回実施した主な工事内容と流れ

1. 仮設足場設置工事

大規模改修工事の最初の工程となるのが、仮設足場の設置です。

建物全体を囲うように足場を組み上げていくため、多くの資材と人員を必要とします。建物の規模が大きくなるほど、設置期間や安全管理の重要性も高まります。

今回の病院施設では、診療時間帯の来院者様の安全確保を最優先に、動線の確保や搬入車両の誘導を徹底しました。

また、足場と建物の間には隙間が生じるため、工具や資材の落下を防止する目的で全面に落下防止ネットを設置しています。

工事完了後には解体される仮設足場ですが、その中には職人の安全だけでなく、来院される皆様を守る“目に見えない安全対策”が込められています。

2. 棟瓦既存撤去工事

足場設置後、屋根最上部にある棟瓦の既存撤去を行いました。

経年により、固定釘の緩みや漆喰の劣化、下地材の傷みが見受けられました。これらを放置すると、強風時の瓦のズレや落下、雨水侵入の原因となります。

高所作業となるため、安全帯を徹底使用しながら、一枚ずつ丁寧に撤去作業を進めました。

3. 貫板新規取付工事

棟瓦を支える下地材である「貫板」を新しく設置します。

屋根の耐久性を左右する重要な工程であり、下地が確実に固定されていなければ、新たに施工する棟瓦の安定性も確保できません。

目に見えなくなる部分だからこそ、寸法・固定方法を確認しながら確実に施工しました。

4. 漆喰新規施工工事

貫板の設置後、棟内部に漆喰を施工しました。

漆喰は、棟瓦の固定補助と防水性向上の役割を担う重要な材料です。経年劣化した既存漆喰は剥がれやひび割れが発生しており、そのままでは雨水侵入や棟内部の劣化に繋がる恐れがあります。

適切な厚みと形状を保ちながら丁寧に塗り込み、瓦との密着を確認しながら仕上げました。

見た目以上に繊細さが求められる工程ですが、屋根の耐久性を高めるために欠かせない施工です。

5. 棟瓦新規取付工事

新しい棟瓦を水平・通りを確認しながら丁寧に設置していきます。

強風や地震時にも耐えられるよう、適切な固定方法で確実に施工しました。

医療施設という性質上、万が一にも落下事故が発生しないよう、特に慎重に仕上げています。

6. シーリング施工工事

棟瓦固定後、釘頭部分の補修と防水処理を行いました。

釘の打ち込み状態を確認し、シーリング材で確実に防水処理を施します。釘穴からの雨水侵入は屋根内部の劣化に繋がるため、小さな工程ですが非常に重要な作業です。

確実な充填と丁寧な仕上げを徹底しました。

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7. 外壁打診調査(マーキング)

屋根工事と並行し、外壁全面の打診調査を実施しました。

打診棒を用いてタイルやモルタル部分を一箇所ずつ叩き、音の違いから浮きや空洞の有無を確認していきます。

異常が確認された箇所にはマーキングを施し、補修範囲を明確にしました。

外壁材の浮きは落下事故に直結する恐れがあるため、特に慎重に確認を行っています。

8. 外壁タイル貼替え工事

打診調査で浮きや破損が確認された箇所のタイルを斫りながら撤去し、新規タイルへ貼り替えました。

斫り作業では騒音や粉塵が発生するため、診療時間を考慮しながら工程を調整し、養生を徹底して施工しております。

撤去材の落下防止対策も万全に行い、安全第一で作業を進めました。

お写真では、ほんの数枚しか掲載できませんが、実際には何千枚と貼替え工事を実施しております。

また、外壁タイルの貼替え工事の懸念点としては、既存のタイルと全く同じデザインのタイルが造れないということです。

大規模な建物にタイル貼りが採用されていることが多いですが、その建物だけのために制作されたタイル材の場合もありますし、タイルメーカーが製作しているデザインは毎年リニューアルされています。

そのため、建築当初から10年20年、あるいは30年~50年と経過している建物に使用されている外壁タイル材のほとんどは生産終了していることが多いのです。

9. 外壁タイル目地詰め工事

タイル貼替え後、劣化していた目地部分の詰め直しを行いました。

目地はタイル同士を繋ぎ、防水性を確保する重要な役割を担っています。

均一な充填と丁寧な仕上げを行い、建物全体の耐久性向上を図りました。

10. 外壁シーリング施工

続いて、既存シーリングの撤去および新規シーリングの充填を実施しました。

外壁の継ぎ目やサッシ廻りは雨水侵入のリスクが高い箇所です。古いシーリング材を完全に除去し、養生後に新規材を十分な厚みで充填していきます。

適量よりやや多めに充填し、ヘラで押さえながら内部まで密着させることで、防水性能を確保しました。

11. 高圧洗浄作業

外壁の高圧洗浄作業は、工事の工程によって実施するタイミングと目的が大きく重要となっております。

高圧洗浄作業は、先ほどご紹介しました外壁タイルの貼替え工事や、モルタルのひび割れ工事などが完了した後に実施するほうが適切です。

なぜなら、長い年月によって蓄積された汚れと、外壁の修繕工事で発生した埃や汚れなども一緒に綺麗に洗い流すことが出来るからです。

高圧洗浄作業では、外壁だけではなく仮設足場がある時にしか実施できない「天井」や「窓ガラス」などを含めた全ての建物外部の箇所を実施していきます。

また、経年によって蓄積された汚れを綺麗に落とす作業は、単に建物を綺麗にするだけでは無く、今後の工程の「外壁塗装」の下処理として、とても重要な役割を担っております。

12. 軒天塗装工事

外壁塗装とあわせて、軒天部分の塗装も実施いたしました。

軒天は屋根や上階の外壁から張り出した部分の裏側にあたる箇所で、雨風や湿気の影響を受けやすい部位です。普段あまり意識されにくい場所ではありますが、経年により塗膜の剥がれや色あせ、汚れの付着が見受けられました。

軒天は通気性や防火性能も考慮された材料が使用されているため、状態を確認したうえで適切な塗料と施工方法を選定する必要があります。

外壁同様、下地の確認と清掃を丁寧に行い、塗装に適した状態へ整えてから施工に入りました。

下地処理完了後、専用塗料を使用して軒天を丁寧に塗装しました。

均一な塗膜を形成することで、美観が回復するだけでなく、防カビ・防藻性能の向上も図られています。

軒天は建物を見上げた際に視界に入る部分であり、ここが整うことで建物全体の印象も引き締まります。

外壁・屋根・軒天と外装全体を総合的に整えることで、病院施設として清潔感のある外観へと仕上がりました。

13.外壁塗装工事

外壁塗装工事に入る前に、まずは下地の状態を丁寧に確認しました。

経年による色あせや塗膜の劣化、細かなひび割れなどが見受けられ、そのまま塗装を行っても本来の性能を十分に発揮できない状態でした。

外壁塗装は、ただ色を塗り替えるだけの工事ではありません。
下地の補修が不十分なまま施工すると、早期の剥がれや膨れの原因となります。

そのため、これまで実施したひび割れ補修やシーリング工事を含め、塗装前の下地処理を確実に整えたうえで、塗装工程へと進みました。

下塗り・中塗り・上塗りの三工程を経て、外壁全体を丁寧に仕上げました。

下塗りで塗料の密着性を高め、中塗り・上塗りで十分な塗膜厚を確保することで、美観の回復と防水性の向上を実現しています。

塗装完了後は、建物全体の印象が明るくなり、清潔感のある外観へと生まれ変わりました。

外壁塗装は見た目を整えるだけでなく、紫外線や雨風から建物を守る大切な保護工事でもあります。今回の施工により、耐久性の向上と長寿命化が図られました。

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施工を通して感じたこと

今回の工事では、日々多くの患者様が来院される医療施設での施工となりました。

診療時間中の安全配慮や動線確保、騒音対策など、通常の現場以上に綿密な計画と連携が求められる現場でしたが、関係者の皆様のご協力のもと、無事故で竣工を迎えることができました。

どのような建物であっても、利用される方々の安心・安全を守ることが私たちの使命です。

病院関係者の皆様へ

この度は、大切な医療施設の改修工事を丸山建設株式会社にお任せいただき、誠にありがとうございました。

地域医療を支える大切な施設の工事に携わらせていただけたことを、心より感謝申し上げます。

今後も誠実な施工を積み重ね、信頼に応え続けてまいります。

丸山建設株式会社 代表取締役 丸山駿介

建物のメンテナンスや改修工事をご検討中のオーナー様・管理者の皆様へ

建物は年月の経過とともに、外壁のひび割れや屋根・防水の劣化などが少しずつ進んでいきます。

早めの点検と修繕は、建物を長持ちさせ、将来的なコストを抑えるためにも重要です。

丸山建設株式会社では、戸建住宅からマンション、学校などの大規模建物まで、外壁塗装工事・屋根改修工事・防水工事をはじめとする、あらゆる建物のメンテナンス・改修工事を承っております。

修繕工事や改修工事に関するご相談やお見積もりなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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ハレイロ
丸山建設(株)編集部
この記事は、丸山建設(株)の編集部で作成されました。
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